583系寝台電車も間もなく全廃?

こんばんは。いきなり過激なタイトルになり申し訳ございません。

高度成長期の1960年代の後半に誕生した、寝台特急電車の583系も残すところ、JR東日本の6両1編成のみとなりました。581系が誕生した1967年から1972年迄の間に434両が増備されましたが、山陽新幹線の博多開業や東北新幹線上越新幹線の開業と国鉄時代の累積赤字により、特急電車の削減や寝台電車から客車寝台への移行により、余剰車の715系や419系の近郊型電車改造や老朽化による廃車で、年毎に両数を削減し晩年は急行きたぐに号での、定期運転が最後の活躍でした。

急行きたぐに号も今から4年前のダイヤ改正で廃止され、583系も前述のJR東日本での6両が最後となりました。現在残っている583系も製造されてから45年近くが経っております。現在でも臨時列車として、首都圏にも顔を出しますが、何時までその姿が見られるのか分かりません。先月も485系仙台車両センター所属のA1+A2編成が、老朽化の為さようなら運転されたのは記憶に新しいです。

国鉄時代に製造された特急型電車も、JRから誕生した次世代の特急電車に置き換えられ、大半が廃車されております。

この夏休みや休日等を利用して、撮影する機会があれば、早めにカメラへ収めて行きましょう。もしかしたら今年10月の鉄道記念日に突然、老朽化を理由に583系電車のラストランとなる場合も、有ると思って日頃から行動すれば、実際にラストランになった場合、乗ることは勿論、撮影することも困難な局面を迎えると思われます。

早めの行動をして、ラストランは落ち着いてさようなら運転を、見守りたいと思います。

写真は東海道本線 山崎~高槻(現 島本)のサントリーカーブを通過する、急行きたぐに号の回送列車。(2008年3月撮影)
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