デビュー当初の普通車は、転換クロスシートで登場いたしましたが、ほぼ同時期の117系と同様のアコモでしたので、利用者からは不評で、後にリクライニングシートに交換されました。また1982年には老朽化した165系の置き換えと、大宮駅暫定開業の、東北新幹線・上越新幹線の接続列車、新幹線リレー号として200番台が誕生し、特急谷川号・特急白根号・特急あかぎ号へ格上げの上、使用開始されました。因みに新幹線リレー号は1985年3月の、上野開業のダイヤ改正まで運転されました。
185系もデビューしてから30年以上が過ぎ、最近では0番台・200番台共に廃車されておりますが、特急での運用は踊り子号のみ、運転されております。
中々踊り子号の置き換えが進まないのは、JR東海・伊豆箱根鉄道へ乗り入れ中の、修善寺踊り子号が運転されている為、すんなりと置き換えられないのも理由かと思います。ただ伊豆急下田のみ運行中の特急踊り子号は、JRの車両へ置き換えても良いのではないでしょうか。
今年はE353系の量産車がデビューする予定ですが、当初よりも遅れておりますので、量産車が運行へ就いた時に、E257系の特急あずさ号・特急かいじ号から運転離脱して、特急踊り子号の仕様に改造されると思います。
もし手間や面倒ならば、255系とE257系500番台を特急踊り子号に転用し、E257系0番台は房総地区の特急で運転すれば良いのではないでしょうか。そうすれば大幅な改造をしなくても、短い期間で運転可能になりますからね。
まあ特急踊り子号で255系を使用する場合、グリーン車が1両少なくなりますが、E257系0番台でグリーン車を改造せずにそのまま使えば、編成は短くなりますから車歴や検査の関係を多く比べて、運用すれば良いと思います。