仰天!新幹線のぞみ号の車内にニシキヘビ現れる

2016年9月26日に、東京発広島行きのぞみ103号が静岡県内を走行中に、12号車の中央付近の座席の隙間から、何とニシキヘビが発見されるトラブルがございました。

乗客やJR東海の車掌から連絡を受けた警察が、のぞみ103号を浜松駅に緊急停車させ、無事に捕獲しました。このトラブルでのぞみ103号は浜松駅に1分停車いたしましたが、乗客・乗務員に怪我は無く終点広島には定刻に到着しました。

ニシキヘビを発見した女性客もさぞビックリし普段、新幹線の車内にニシキヘビが現れるとは思わなかったでしょうし、座席の隙間から蛇が出て来た時はさぞ恐怖だったと思います。

東海道新幹線では5年前の2011年7月にも、こだま号の車内で蛇が発見されるトラブルが発生しました。鉄道の車内に蛇等の猛獣類持ち込みは旅客規則等で禁止されておりますが、旅客機搭乗の前に空港で行われる厳しい手荷物検査とは異なり、鉄道の車内での持ち込みはセキュリティー検査は行われないので、中身が見えないバックなどにしまえば周囲には全く分からないですからね。

ただのぞみ103号はN700系で運転されておりますので、車内のデッキに設置されている防犯カメラを現在警察が解析し持ち主の特定を進めていると思われますので、1号車~16号車迄の乗客の手荷物等の特定もある程度目途が着くのではないかと思います。

新幹線車内に愛玩動物の犬や猫を連れて、ゲージに格納し移動させる旅客は多いですが、車内持ち込み規則を破って猛禽類のニシキヘビを持ちこん旅客は、新幹線車内で放し飼いしていたのが逃げ出し、大騒ぎになったのでトラブルに巻き込まれたくないと思い名乗り出ないのか、又は故意にニシキヘビを放して他の乗客や乗務員を驚かせて、マスコミのニュースネタにしたいと思い、今回のトラブルを引き起こしたのか、或いはニシキヘビに餌を与えようとしたらゲージから逃げ出し、車内が大騒ぎになると思い黙ってしまった等の理由から、持ち主が素直に申告する可能性は低いと思われます。

もし申告したら、警察の事情聴取でこっぴどく叱責され、JR東海からも他の乗客へ不安と迷惑を掛け新幹線の運行にも支障を来たしましたから、損害賠償請求されるのも必至かと思われます。ただペットのニシキヘビは、猛毒を持ってないタイプのニシキヘビだと思いますので、今回はニシキヘビには罪は無いです。やはり飼い主のモラル低下が招いたトラブルですので、飼い主は批判を真摯に受け止め、今後は各公共交通機関への持ち込みを一切しない様に反省して欲しいと思います。

写真はイメージです。今回トラブルが発生した、新幹線車両とは関係ございません。

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