東海道新幹線のぞみ265号での殺傷事件に思う

こんにちは。今日の東京は梅雨前線と台風5号の接近の影響で、朝から雨が降ったり止んだりの天気です。

昨日は東海道新幹線ののぞみ265号の車内で、乗客の若い男が刃物を振り回して、制止した乗客の方1名がお亡くなりになり、3名の方が負傷する事件が発生いたしました。

東海道新幹線ののぞみ号では過去にも25年前の、1993年8月24日にのぞみ24号のグリーン車で、男が刃物で乗客を指して、お亡くなりになった事件や、3年前の2015年6月30日には乗客の男が、車内にガソリンを撒いて放火し、その男も焼身自殺する事件も発生いたしました。その際にも乗客の女性1人が、一酸化炭素中毒でお亡くなりになりました。

新幹線は飛行機と異なり、ハイジャックへの対応策として駅での手荷物検査は、行われておりません。国内の空港に比べ駅の数が、圧倒的に多い日本でハイジャックやテロへの対策として、手荷物検査は現実的で無い面もございますし、その為の警察官や警備員の人員も数多く確保しなければならず、人件費の高騰や駅業務の効率化の面から、現実的で無いのも一因かと思います。

ただ鉄道会社も、事件に対しても対策は一切して無い訳では無く、最近の車両では防犯カメラの設置や、混雑する列車に鉄道警察隊を配備して、事件の防止や監視によって、安全も保っていたりもしております。

ただ車両数も多く、駅数も多い状況でコスト的にも厳しい面もございますので、この様な事件への対策としては、混雑する列車へ警察官や警備員の配置、車内の防犯カメラの設置、新幹線の自動改札では刃物類の識別装置の設置、その他に個室車両の復活等が挙げられます。

今回の、東海道新幹線ののぞみ号車内での殺傷事件は、3年前の放火車両火災を除けば、25年間は殺傷事件は起きておりませんでしたので、空港の様な手荷物検査の設置の可能性は、低いと思われます。

私たち乗客が鉄道車内で、殺傷事件を防ぐ方法としては、他の交通機関の利用(例えば東京~大阪の移動を鉄道移動の新幹線から飛行機への移動に切り替えたり、高速バスを利用したりする。)や、事前に利用する車両の予めネットで確認して乗客の多く無い列車や設備を利用する。(例えば普通車利用からグリーン車への移動等)その他にはマイカーやレンタカーでの移動に切り替える等の、方法になると思います。

日本も長年の不景気で労働環境や待遇面、社会保障の面で年々悪くなっており、人々の心も殺伐としております。この様な事件の背景の原因が現在の、日本の社会情勢に行きつく事が容易に理解できます。

イレギュラーな今回の事件に於いて、普段から取れる対策としては人混みや混雑した環境の、車内で移動しない事や在宅や職場から近い場所での勤務に切り替えて、ストレスが溜まり事件やトラブルの多い、満員電車を避けるのが私たちが事件に巻き込まれずに済む、防衛策かと思います。

この様な事件が発生しても周りも中々、助けてくれないと思いますので、自己防衛で過ごして行くしか現状では無さそうです。

※写真は東海道新幹線N700系のぞみ号のグリーン車の車内。
東海道新幹線の車両は現在、700系・N700系で運転されているが、グリーン車は3両(8号車~10号車)連結されており、9号車に乗務員室が有る。
何かトラブルが発生した場合、グリーン車の利用者は9号車の乗務員室を覚えておくと便利だ。

撮影日2016年10月2日


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