さようならオリエントサルーン

こんばんは。週末土曜日如何お過ごしですか。今日は北海道の札幌で今年初めての大雪を記録し、59cmの雪が降り道内の交通機関も乱れが生じました。
さて今夜は16年前の2000年11月17日に廃車された、JR東日本仙台支社のジョイフルトレインだった、「オリエントサルーン」の画像を、お届けいたします。
こちらの写真は臨時急行列車として、上野~会津若松間を運転した「さようならオリエントサルーン」号の写真です。ED75 757も専用塗装で黒磯~会津若松間を、特製のヘッドマークを付けて走行いたしました。
オリエントサルーンは1987年1月に、当時の国鉄が仙台管理局(現 JR東日本仙台支社)向けのジョイフルトレインとして、12系客車を改造し洋風の団体専用列車として誕生いたしました。両端の1号車・6号車は大宮工場で改造され、展望車となりその他の2号車~5号車は一般座席とイベントスペース用として、郡山工場(現 JR東日本郡山総合車両センター)で改造されました。
しかしその後、バブル崩壊による団体客の減少や客車の老朽化により、2000年11月4日のさようなら運転を以て引退となりました。
私は残念ながら「オリエントサルーン」には乗車する機会が無く、掲載写真の磐越西線 翁島磐梯町で撮影したこの写真を、撮り鉄して終えたのみでした。ただ特製のジャンボヘッドマークは、オリエントサルーンの最後勇姿として輝いた姿だったと思います。
専用機のED75もオリエントサルーン塗装機関車が、何両かございましたが廃車や一般の塗装に戻り現在はこの塗装も、過去のものとなりました。
晩秋の福島会津路の、ススキのが垂れるシーンを含め、ちょっと切なくなる様な写真でございますが、今後はJR型の車両で良いシーンを撮影して、ブログやメルマガで公開することができれば良いと思います。
読者の皆さんも昔に比べて、JRのジョイフルトレインに乗車する機会や、沿線で撮影する機会も増え、ネットへの投稿も盛んになりましたが、やはりブログに掲載し皆さんに観てもらうには、読みやすい文章やアッと驚く様な写真掲載も欠かせないと思います。
国鉄型車両も老朽化やJRの新型車両の誕生で、引退や廃車も多くなって来ましたが、時間を作って撮影できる機会があればロケに出たいと思います。ここ数年、諸般の事情で遠征する機会は激減しましたが、これからも読んで頂けるブログにして行きます。
2000年11月4日撮影



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