来年で25年を迎えるJR東日本の215系電車!

1992年にオールダブルデッカー車両として誕生した、JR東日本215系電車が誕生してから来年で、25年を迎えます。
誕生から現在まで、東海道本線湘南ライナーや週末の臨時快速、ビューやまなし号で運転されて来た同車でございますが、特殊車両と言うこともあり10両編成4本、合計40両の製造で終了してしまいました。
変化が有ったと言えば、1994年に増備された最終グループは、横須賀線総武快速線の地下ホームへ乗り入れる為に、ATCを装備(現在この区間は、ATS-P型に変更されております。)して東京駅の地下ホームへ入線することが、可能になったことです。
一時期前述の臨時快速以外では、快速伊豆号で東京~伊東間を、期間限定で運転された位で、特に変化はございませんでした。
さて来年で25年を迎える215系ですが、来年2017年3月のダイヤ改正でも、特段変化の無いまま現状維持かと思われますが、できれば中央快速線青梅線のライナーに充当し、将来連結する予定である中央快速線青梅線グリーン車利用者が、どの位のニーズがあるのかを、調査する為にも現在運転中の中央ライナーや、青梅ライナーの車両を特急型の、E257系0番台から置き換えて215系にしてみては如何でしょうか。
まあ特急型車両から快速型の車両へグレートが落ちるので、普通車利用者からはリクライニングシートから固定ボックスシートになる為、サービスダウンになりますがその分、定員も増加いたしますので直前で乗車不可能だった旅客も、座席に余裕があれば乗車需要はあると思います。また青梅線も河辺~青梅間は単線の為、ダイヤのネックになっており列車増発も難しい状況であれば、215系を充当するのも有りだと思います。
215系グリーン車の定員は、その後に誕生したE217系E231系1000番台E233系3000番台E531系のグリーン車と定員はそれ程、変わらないのでライナーで充当してみて、中央線のグリーン車需要があるか否かを、調査してみれば良いと思います。(位置も4号車・5号車をグリーン車として、営業した方が良いと思います。)
E257系グリーン車はライナーで使うには、快適な設備でございますが、定員が少なく終日混雑する中央快速線のライナーに使用するには、早い者勝ちの様な不公平感もございますので、定員の多い215系中央快速線青梅線に充当し、E257系の車両留置の為のライナー運用には、新たに特急あずさ号の千葉発着の増発や、新宿から東海道本線直通の湘南ライナーに充当して、対応すれば良いと思います。
東海道本線の普通・快速列車にはほぼ全て、グリーン車も連結されておりますし、湘南ライナーで定員が215系からE257系になって定員が減少しても、カバーできる面も多いので車両トレードはぜひ、実施して欲しいと思います。
ただ中央快速線青梅線のライナー常連客にとっては、グリーン車での不満は少なくても普通車での不満は増えそうですが、定員制で快適移動ができる点を中央快速線の、過密ダイヤを考慮すれば、理解されるのではないでしょうか。
写真は東海道本線 早川~根府川を通過する、215系快速伊豆号送り込み回送列車。 (2005年5月撮影)


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