中央線快速電車にグリーン車が連結される日は来るのか?

こんばんは。昨日、中央線の水道橋~御茶ノ水の撮影地で、中央快速線中央緩行線の列車を撮影していたら、ふと中央快速線グリーン車連結営業が、延期になったニュースを思い出し書き込みいたしました。

中央快速線青梅線五日市線等で使用されている、E233系0番台の4号車・5号車に、2階建てグリーン車を連結し、2020年から営業開始との事でしたが、用地買収や工事で手間取り、ホーム延長工事には多額の費用と時間を要する為、延期になった模様です。

中央快速線は他の首都圏グリーン車が連結されて、営業されている線区とは異なり、東京から多摩地区の各都市を経由したら、少し神奈川県を霞めて、山梨県に入り営業運転されている大月までの各駅は、山間に有る駅ばかりで関東平野の方を走り、それなりの主要都市が有る他の路線と比べても、重要が有るのか疑問も残る線区です。

ただ東京~新宿~三鷹~立川~八王子では、中央快速線の利用者も多く終日混雑している状況ですので、グリーン車を連結したとしても需要は有ると思います。

新宿~八王子で少し離れて、東京多摩南部地区を走る京王線は、近いうちに有料のライナーを運転させる計画です。まあ東武東上線TJライナーや、西武池袋線等を走るS-TRAINの様な車両を、京王線で有料列車として運転させますので、中央快速線からの利用者が京王線に移行するのではないでしょうか。西武新宿線もS-TRAINの運転を計画しておりますので、西武新宿~本川越以外に拝島方面への運転を、京王線同様に前倒しで実施し、中央快速線からの乗客を奪う計画を立てていると思います。

中央快速線グリーン車をどうしても、早期に営業させたい場合はやはりホームの延伸を止め、10両編成で他の路線と同様に、基本編成に2両のグリーン車を連結して営業できれば、2020年からのグリーン車営業も可能ですがその分、普通車が減少したしますので益々、普通車が混雑しそうな予感がいたします。

現状のE233系に2階建てのグリーン車を連結するとの事ですが、2006年に製造されたE233系0番台にそのままグリーン車を連結するよりも、新たにE235系中央快速線用に製造してグリーン車を連結した方が、検査時に於いても効率が良くなると思います。

グリーン車連結で中央快速線E233系は逆に、旧国鉄型車両の置き換え用として205系・211系で運転されている線区へ、トイレ付の改造を施して転属させた方が効率的だと思います。

まあ計画通りにグリーン車が連結され、営業運転まで漕ぎ付けるのかは定かではございませんが、もしグリーン車利用をして快適に通勤・通学したいと言う、多摩地区在住のの中央快速線利用者が多くいらっしゃるのであれば、先ずは東海道本線湘南ライナーや快速ビューやまなし号で運転されている、215系電車を中央ライナー青梅ライナーへ投入し、試験運転を兼ねて利用者のニーズを調査営業してみては如何でしょうか。

確かに特急型のE351系・E257系の中央ライナー青梅ライナーも平日、営業運転されておりますがグリーン車の定員が特急型で少なく、現状は全て満席の状況でございますので、定員の多い215系中央快速線青梅線のライナー用に充当して、特急型のE351系・E257系は新宿からの湘南ライナーで使用すれば良いと思います。こちらの方は特急型グリーン車のライナーで営業しても、満席の場合は湘南新宿ライン小田急電鉄の利用で代替できますので、特急型で運転しても良いのではないでしょうか。

何で定員も多い215系中央快速線のや青梅線のライナーに充当して、利用ニーズに応えないのか不思議な面もございますが、215系中央ライナー青梅ライナー充当で定員も増えてグリーン車利用のニーズが有れば、中央快速線グリーン車を連結しても良いと思います。

E233系0番台にそのままグリーン車を連結して営業するには、余りにも経年に差が有り過ぎるかと思います。

写真は御茶ノ水~水道橋間を走るE233系電車の中央特快高尾行き。(撮影日2017年5月28日)


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