車両を借り入れて試運転を兼ねた営業運転をしてみれば

おはようございます。台風5号が長期に渡り影響を与え、各地で被害を相次いでおります。交通機関にも影響が出て、関東周辺地域の鉄道路線では、中央本線四方津~塩山間や、青梅線の青梅~奥多摩間で終日運転見合わせとなりました。

その中央本線の東京~高尾間の中央快速線と、青梅線の立川~青梅間に将来、グリーン車2両を連結し営業運転する計画については、当鉄道ブログで以前も書き込みいたしました。

中央快速線青梅線五日市線八高線で使用されている、E233系0番台は2006年から製造されましたが、初期車は既に10年を経過しております。また中央快速線の停車駅はほとんどが、10両編成分しか無い為、当然プラットホームの有効長を延長しなければなりません。

現状では工事や用地買収で難航し、2020年からの営業開始には間に合わない状況でございます。更に延期になりグリーン車連結が実現した場合、E233系0番台にグリーン車連結を連結して運転するには、各検査周期を考慮すると現実的では無い様な感じもいたします。

日本も少子高齢化社会が進行しており今後も年々、人口減少が避けられない状況でございます。また各鉄道会社も当然、少子高齢化で鉄道利用者は減少し、通勤定期券・通学手活け権利用者も減少しております。

今後新たな旅客収入を得る為に、グリーン車を連結して定期券収入減少分を、グリーン料金でカバーして行くと思いますが、もし連結するので有れば、何も12両編成に拘る必要も無いかと思います。

2020年の東京オリンピックを目途に、東京郊外の地域や多摩地区でも、人口減少社会が到来いたしますので、ホームは現状のままで10両編成の、4号車・5号車にグリーン車を連結すれば良いのではないでしょうか。

その方が余計時間を要する、都内駅のホーム有効長延長により、時間と費用を掛けるよりも現実的かと思います。

中央快速線沿線も、2020年の東京オリンピック移行、何処まで人口減少するのか定かではございませんが、高尾から先の山梨県側は、山間の小さな都市が有る感じで今後、大きく人口増加になる見込みは、限りなく低いと思います。また現状の電車ダイヤも、便利なダイヤとは言い難く車社会ですからね。

中央快速線グリーン車を連結するのは構わないですが、現実的で無い事をしても頓挫しそうな感じではないでしょうか。

まあグリーン車利用者は居ると思いますが、朝晩の中央緩行線の乗り入れも、どう対応するのでしょうかね。総武緩行線の電車が終日、対応するのでしょうか。

まあグリーン車の需要が有るのか否かは、215系の10両を用いて中央ライナー青梅ライナーに投入し、2両のグリーン車利用者の状況や、利用者の人員も調べてみても良いのではないのでしょうか。ただ215系は4ドア車の為、普通車も含めて調査したければ、E231系1000番台E233系3000番台を借り入れて、10両編成で試運転を兼ねた営業運転をしてみれば良いと思います。

もしラッシュ時間帯でダイヤに支障が起きるので有れば、データイムに数往復運転し利用者やニーズが有るのかを調べてから、中央快速線グリーン車を連結しても遅く無いと思います。

今後のJR東日本八王子支社の動きを含めて、注目したいと思います。

写真は中央快速線御茶ノ水~水道橋間を通過する、中央特快河口湖行のE233系電車。

(撮影日2017年5月28日)


イメージ 1