中央快速線・青梅線のグリーン車は2023年度末に導入か!?

JR東日本は昨日、中央快速線青梅線グリーン車導入時期を、2023年度末に予定していると発表いたしました。

当初、導入予定だった2020年度から更に、3年延長しての導入になった形での発表となりましたが、中央快速線青梅線の全駅改良工事が、あまりにも時間を要するのが、3年延期になった理由かと思います。

グリーン車2両は2階建てグリーン車でトイレ付は勿論ですが、普通車にもトイレが設置される様で、普通車のトイレが何と2019年度末以降との事で、こちらの導入は早く実現できそうです。

中央快速線青梅線グリーン車連結に伴い、グリーン車のドアが何と両開きになる様で、各駅での乗降をスムーズにして、遅延発生を防止するのが狙いの様です。

営業区間中央快速線ですと東京~大月と、青梅線では立川~青梅の間で営業される様です。車両に関しては現行のE233系に、2両のグリーン車が連結される様ですが、E233系0番台も2006年に製造され、10年以上経っておりますからもしかしたらE235系の中央線仕様として、全車が新製投入される可能性も否定できませんね。

現行のE233系にそのまま、グリーン車を連結して運転するにしても、検査の関係で従来の普通車とグリーン車で、製造年も異なりますし、その為に車両をいちいち切り離したり、連結したりするのは手間や労力も掛かりますので、もしかしたらE235系中央快速線仕様が、新たに造られるかも知れませんね。

E233系にトイレ付の導入は実施しても良いと思いますし、E233系0番台を他線区に転属させて、旧国鉄時代に製造された205系や211系の置き換え等に、転属しても良いと思いますからね。

2023年年度末までに116両の中央快速線青梅線用のグリーン車が製造されますが、製造年からすると2021年から2023年になると思いますので、現在のE233系0番台と15年も製造年で格差が多く発生いたします。

もし導入実施されるならば、その辺りの検査関連の問題はどうなるのでしょうかね。また日本の人口も少子高齢化や労働力も余っている時代になり、中央快速線も利用者が激増するとも思えないですからね。現に東京の多摩地区に関しては、人口も減少しておりますから導入時期で利用者が減少していれば、ホームの延伸もそれ程、必要では無くなりますからね。

中央快速線青梅線グリーン車が導入された場合、グリーン車の乗継は東京駅と新宿駅が対象になりますが、宇都宮線高崎線からの乗換も対応するのでしょうかね。

色々と突っ込み処の多い、JR東日本中央快速線青梅線グリーン車連結ですが、現行のE233系0番台にトイレが設置されるのは歓迎ですね。トイレの設置が全車に及んだ場合、211系で運転されている立川・八王子・高尾からの普通列車も、運転区間が縮小されそうな予感もいたしますね。

今後の中央快速線青梅線E233系の動きに、注目したい処でございます。

※写真は中央快速線の撮影地ハチトタこと、八王子~豊田間のカーブを通過する中央特快の東京行きE233系電車。

撮影日2018年3月11日


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