前面先頭車の帯が猫ひげのJR東日本E217系電車

こんにちは。今日は様々な記念日が制定されておりますが、今日が「世界猫の日」で有る事を知っている人は、猫好きの方でも無い限り、世間ではそう浸透して無い様な日だと思います。

写真はJR東日本横須賀線総武快速線で運転されているE217系電車ですが、前面の帯が3本ストライプで丸みを帯びた車体の為、何処と無く猫ひげを感じさせる様な帯でございます。

鉄道車両て塗装や、塗分けだけでも変われば、ファッションモデルファッションの様に、その形式とかけ離れたイメージを持ってしまいますが、鉄道車両の塗装もやはりイメージが、だいぶ違って来るのでは無いでしょうか。

さてE217系鎌倉総合車両センターへ745両が配置され、前述の通り横須賀線総武快速線を中心に、運転されておりますが、一時期は国府津車両センターへ初期編成3編成の45両が転属し、東海道本線で運転されておりました。

その時の写真は何度か当鉄道ブログにも掲載いたしましたので、ご存じの方々も多いと思いますが、15両固定編成で途中駅の連結・解放も無く、限定運用されておりました。

多分、一時的な運転で将来的には元の、横須賀線総武快速線で運転させる為、検査周期で偏らない運用にする為に、東海道本線の東京~熱海間の限定運転だったと思います。まあ乗務員訓練をすれば、JR東海の熱海~沼津間も運転可能かと思いますが、函南駅が12両編成分のホームしか無くドアカットになる為、残念ながら他社乗り入れは実現しませんでした。(三島駅沼津駅は15両編成に対応しております。)

まあ横須賀線田浦駅は、トンネルとトンネルの間に挟まれておりますので、11両編成の場合は後方11号車を仕切り扱いにして運転されておりますが、横須賀寄りの増結1号車~増結4号車の付属編成と、基本編成1号車は通り抜けできないので、現在では付属編成を、逗子で切り離して基本編成11両で運転される機会が、多くなりましたね。

湘南新宿ラインで運転されている、E231系E233系が代替として、横須賀・久里浜方面へ直通して10編成で走らせても良いと思いますが、その車両でも車体長の関係でトンネルに被る為、ドアカットは必要になる様な事を耳にした事も有りましたので、代替運用も難しい様ですね。

暫くはE217系も機器更新を済ませましたので、横須賀線総武快速線で運転されると思いますが、E235系に置き換えの場合、10両に短縮して置き換えるのでしょうかね。まあそれでもドアカットの問題は、解決しそうにございませんが。

世界猫の日の猫ひげの様なE217系を考えながら、745両のE217系は通勤・通学・観光旅行等で、今日も関東南部の東西を走っております。


写真は外房線の土気~誉田間のカーブを通過するE217系電車の快速列車。

2010年6月撮影


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