快速湘南ライナー号は一部の列車がE657系に置き換えられるのか?

こんばんは。今夜は引き続き、ホームライナーの車両に関してブログを書き込みたいと思います。なお当方の内容はあくまでも推測や、自分自身の考えで思った事を、こちらの鉄道ブログで書き込みしておりますので、予めご了承願います。

東海道本線の東京~神奈川の主な駅は、通勤・通学・旅行者・用務客の利用者も多く混雑も激し為、平日は快速湘南ライナーを運転しております。

東京発着の湘南ライナーは現在、185系215系が使用されておりますが、そのうちの185系特急電車は、老朽化と最高速度が110kmに抑えられている為、検査切れに迫った車両から廃車されております。

そこで185系の置き換え車両として、常磐線で使用されているE657系を、車両留置を兼ねて一部の列車を、快速湘南ライナーに置き換えてみては如何でしょうか。

ネックになるのは交直流電車の為、国府津車両センターへ留置する場合に整備スタッフが、全く取り扱った事が無い車両の為、トラブルが発生した際の対処法等の課題も残りますが、もし可能で有るならば東海道本線のライナーとして運転しても良いのではないでしょうか。

E657系で有れば東京駅発着のライナーで運転する場合、格段に現在の185系215系に比べるとグレートはアップいたします。反面定員が600名に減少する為、ライナー券を取るのは至難の業になるデメリットもございます。

まあ215系の場合ですと1010名(グリーン車含む)に乗車できますが、普通車に関してはボックスシートで向かい合わせの為に不評な様です。まあ大人の男客4人がボックスシートに座ったら窮屈ですしね。幾ら定員が1010名乗れるとは言っても、ボックスシートの普通車のライナー券を買うならば、普通列車グリーン車を利用した方が遥にマシですからね。

ただ185系の場合、15両編成ですとかなり大人数が乗車できますので、185系のライナー列車の利用に関しては、ご利用の多い時間帯に振り分ければ良いと思います。

湘南ライナーも大船以遠に関しては、普通車に限り快速化いたしましたので、乗車券のみでも利用可能になりましたが、E657系湘南ライナーへ充当した場合に、片側1箇所の扉から乗降がスムーズにできるのか否かも、問題になりそうですね。

まあ本来で有れば平日のみのライナーは、中途半端な存在になっておりますので、東海道本線のライナーも特急ひたち号・特急ときわ号の延長運転として、国府津車両センターに近い小田原まで一部の列車を運転すれば良いと思いますが、利用率や採算の関係でそれも容易に、特急として運転できそうにないですね。まあニーズが有ったとしても川崎・横浜からの利用者がメインになりますので、ライナーで通過していた川崎・横浜は特急化した場合は、停車しなければなりませんからね。

ただE657系も全車、コンセント付の座席ですので、車内でスマートフォンの充電、PCでの作業ができるのはメリット有りだと思います。

東京駅の上野東京ラインのホームが2面4線しか無い現状で、常磐線も品川止まりに延伸されましたが、混雑する東海道本線に於いては時々、常磐線の快速電車の緑電(取手快速)がグリーン車無しで、混雑する時間帯に運転されても、グリーン車を利用したいユーザーからは不評になりそうですが、普通車で通勤・通学する客に関してはクレームも、少ないのでは無いでしょうか。

普通車利用者で有れば常磐線緑電の15両も、受け入れてくれると思いますからね。グリーン車が無い分、全て車内は普通車なのですから、ロングスシートでも文句は言えないと思います。

前回の中央快速線複々線御茶ノ水三鷹間のみで、並走私鉄も離れており、混雑は激しく鉄道利用の選択肢も少ないですが、東海道本線に関しては、東京~大船間は横須賀線京浜東北線・更に品川~横浜は京浜急行も走っておりますから、路線利用の選択肢は大きいと思います。

また上野東京ラインと直通運転も開始され、利便性も格段に良くなりましたからね。

そろそろ本格的に185系を、東海道本線からのライナー運用から、撤退させても良いのではないでしょうか。

写真は常磐線の撮影地、北小金南柏間を走る、E657系特急ときわ号の上野行き。

2017年7月17日撮影分


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