E657系電車を湘南ライナーに間合い運用してみては!

東海道本線を走る湘南ライナーは、朝夕の通勤・通学時間帯を中心に、185系215系・251系電車で運転されております。
185系電車も老朽化や最高速度の関係で、他の車両とのダイヤ調整が難しくなり、特急踊り子号も来年のダイヤ改正で、651系電車に置き換えられる噂も、鉄道ブログで掲載されておりますので、今後の車両効率化を考えるとすれば、E657系電車を一部、湘南ライナーの運用で運転させてみても良いのではないでしょうか。なお特急踊り子号の651系化に関するブログは、今朝のブログでも書き込みしておりますので、こちらも併せてご参照願います。
さてE657系電車は現在、JR東日本水戸支社の勝田車両センターへ10両編成17本、合計170両が配属されております。主に常磐線系統の特急ひたち号・同ときわ号に使用されており、品川・上野~勝田・高萩・いわきで運転されております。
一部列車は前述の品川から運転されておりますが、夜間から深夜に掛けて品川発着の列車を、湘南ライナー間合い運用し、同社横浜支社の国府津車両センターで滞泊する運用であれば、乗客へのサービス向上と田町留置線を確保することができます。
ただE657系電車を横浜・藤沢・平塚・小田原方面へ延長運転する場合、国府津車両センターで交直流電車の整備に関する、検査員スタッフの養成等が必要になりますが、185系の運用からE657系になれば前述の様に乗客にとっては、快適な通勤・通学ができると思いますし、全車座席にコンセントも装備されておりますので、これらも設備も使用できれば、移動中の電車内からノートパソコンを使用しての仕事(静かに移動したい乗客には、迷惑な話ですが。)もできますし、スマートフォンの充電やガラゲーの充電も可能になります。
ただ座席は251系のグリーン車の様な3列シートではございませんので、2列+2列のシートで隣に人が来ると男性の場合、窮屈な感じになりますがその分、前述のコンセント設備を使用できますので、充当しても損は無いと思います。
しかしグリーン車の定員が185系の2両連結に比べ、大幅に減少いたしますのでグリーン車での移動の場合は、普通車と変わらない座席でも、争奪戦になりそうな感じです。
東京到着後は朝夕のラッシュ時間帯の為、上野へ回送し上野始発の特急ひたち号・同ときわ号として運転すれば、効率良いかと思います。東京~上野間は回送運転中に車内清掃員が乗り込み、座席の整備とトイレ・洗面所の清掃をして、上野到着後に確認等を済ませた上で、上野始発の常磐線特急として運転させれば良いと思います。
まあ上野始発の常磐線特急は、低いホームの16番線・17番線からの発着ですが、湘南ライナーの運用に就いた場合は高いホームからの発着になりますので、上野の5番線~9番線ホームが混雑するのがネックになりそうですが。
E657系電車にはせめて、座席を自動で回転する機能が、小田急ロマンスカーの様にあれば便利かなと思います。ただ改造工事で経費も掛かりますので、JR東日本も積極的に改造するかまでは、疑問に残ります。
また東京~上野間の走行中に清掃員が、座席回転やシート交換、トイレ・洗面所の清掃は大変かなと思います。
ただ将来的にはE657系電車も、東海道本線の品川以遠に、乗り入れる可能性もございますので、今後の動きに注目したいと思います。
写真は常磐線 岩間~羽鳥を走るE657系電車の、特急スーパーひたち号上野行き。(2014年2月撮影)


イメージ 1