特急成田エクスプレスの末端区間の有効活用

こんばんは。成人の日の祝日明けの火曜日は、学校の3学期始業も相まって、今朝の通勤・通学が今年最初の辛さで、体に応えた会社員や学生の方も、かなり多かったと思います。
私も会社員生活が通算25年以上も体験しておりますので、地元区の最寄駅から乗車する地下鉄には、ラッシュ時間帯は本当に乗りたく無くて逃げ出したい気持ちになります。
さて派遣先から帰宅時にりんかい線埼京線と移動し、池袋へ下車したら反対ホームに数分遅れで、特急成田エクスプレス40号が入線いたしました。その列車は大宮行きでしたが既に東京・渋谷・新宿で大半の乗客が下車し、池袋へ到着した列車は僅か数人の乗客しかおりませんでした。
私の乗車した埼京線の大宮行き普通列車は満員電車で、その後に入線する高崎線直通の湘南新宿ラインは、長蛇の列で特急成田エクスプレスを、池袋から大宮間を利用する客は皆無でした。
まあこれは特急料金がA特急料金で、通常期¥1270円と割高で定期券利用も認められていない点が原因かと思われます。(但し特急成田エクスプレス号の、指定された区間と列車に限り、特急券を購入すれば定期券でも乗車することは可能です。)
特急成田エクスプレス40号は大宮到着後、大宮車両センターへ回送列車として運転されます。(翌日、大宮始発の特急成田エクスプレス5号として運転されます。)
もし大宮出入も兼ねて空気を運ぶ位ならば、東京・渋谷・新宿・池袋から、一部の号車に限り普通車は自由席にしても良いのではないでしょうか。(但しグリーン車は快適性と安全性を考慮し、定期券乗車は従来通り認めなくても良い。)
そうすれば何も、座席の空いている補償の無い、湘南新宿ライングリーン車を待って乗るよりも、定期券で特急券を購入すれば、自由席で乗車できる特急成田エクスプレスの普通車を利用する乗客も居ると思います。
まあJR東日本にしてみたら増収になるものの手間も掛かる為、あまり積極的にやりたくないと思いますが、E259系にはグリーン車・普通車にコンセントも装備されておりますので、自宅へ帰宅する合間にノートPCで仕事をされる方や、スマートフォンの充電を済ませたい方には、特急料金が多少高くても納得して貰えるのではないでしょうか。
東京~大船間では特急成田エクスプレス号の、通勤利用者向けとして定期券乗車を認めておりますので、大宮・高尾方面に関しても規制緩和して欲しい処でございます。あと大宮発着の列車に関しては、埼玉の県庁所在地の浦和への停車はぜひ実現して欲しいと思います。大宮から成田空港へは特急成田エクスプレス以外に、高速リムジンバスも運行されておりますが、浦和から成田空港へ移動する場合は、わざわざ大宮へ一度出るか又は京浜東北線で日暮里から京成電車で移動するか、或いは上野東京ラインで上野から京成電車や東京駅から前述の、特急成田エクスプレスでの移動になりかなり不便です。(湘南新宿ラインでの移動の場合は、池袋・新宿から特急成田エクスプレス号の利用となります。)
誕生から25年も過ぎて、2009年から運転されているE259系電車の、活躍の幅を更に増やしてJRのネットワークを、将来に渡って生かして欲しいと思います。
特急成田エクスプレス号に関するブログは、過去にも書き込みいたしましたので、よろしければご参照下さい。

写真は総武本線の撮影地、物井~佐倉間(通称モノサク)を通過する、特急成田エクスプレスE259系


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