高速バス・リムジンバスのよりいっそうの充実を!

昨日、千葉の親類へ足を運んだ帰りに、東関道~圏央道常磐道~外環道を経由して帰りましたが、その時に茨城県の谷田部IC付近を追い抜く、東武エストバスの成田空港~埼玉県の森林公園行きのバスが、通過して行きました。
従来のルートですと、東関道~京葉道~首都高速~外環道~関越道で移動するバスも多く、現在でも埼玉方面から成田空港を結ぶバスは、前述のルートで結んでいる高速バス・リムジンバスが多いです。
しかし昨日レンタカーから見た東武エストバスが、私と同様の経路で埼玉の森林公園を経由しているのを見たのは以外でした。まあ週末の京葉道路や東関道も、定番の渋滞個所が数か所ございますし、首都高速でも渋滞やカーブを多く点在し速度も制限されますので、東関道~圏央道常磐道~外環道~関越道を経由する方が、高速料金高くても速度制限も緩和され、カーブも少ないとなれば乗客の命を守る乗務員にとっても負担は少なくなりますので、この経路で移動するのも理解できます。
圏央道も来月の25日に、茨城県のつくば中央~境古河の28.4kmが開通し南関東環状線(通称)がほぼ開通いたしますので、前述の成田空港~川越・坂戸・森林公園のバスも、ダイヤ改正で川越発着を分離して、圏央道又は外環道経由で移動するのではないでしょうか。
圏央道も千葉の大栄~横芝松尾は未だ開通しておりませんが、新空港道と直接接続できる様に改善もして欲しいと思います。まあ警備の関係で新空港道を延伸して圏央道接続に難色も示すでしょうが、建設コストや工事期間の削減をして、よりいっそう便利な千葉成田空港(通称)にしなければ、ジリ貧になって行きます。ダイレクトに結ばれることにより、東京羽田空港~千葉成田空港も、アクアライン圏央道~新空港道と首都高速京葉道路・東関道経由に比べ、渋滞による遅延リスクも少なくなりますし、アクアラインを経由する空港相互間リムジンバスとして、空港乗り継ぎのみならず、観光リムジン高速バスとしての機能も、活かすことができます。
空港からの高速バス・リムジンバスは何も、飛行機利用者のみならず空港見学者、空港で就労する勤務者、空港周辺に在住されている地元客も利用できます。
これからの高齢化社会において、高速バス・リムジンバスの輸送においては、バスの増便車内のグレートアップ化も要求されることでしょう。
業界の生き残りにも必要不可欠だと思いますので、安全運転と車内設備の充実(1人席やゆったりシートの設置等)で、利用者獲得に向けて発展いたしますことを、心から願っております。
写真はアクアラインを経由する、品川発木更津行きの高速バス車内から。(2016年8月撮影)


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