夕暮れの由良川橋梁を通過する単行ディーゼルカー

こんばんは。今日は東映映画で定番のヤクザ映画や、遠山の金さんに出演した俳優、松方弘樹さん(本名 目黒浩樹)が今月21日に脳リンパ腫の為、お亡くなりになりました。(享年74歳)
松方弘樹さんを直接観たのは、今から20年前に公開された映画「流れ板七人」の初日舞台挨拶で、東京丸の内TOEIで、お目に掛かったのが最初で最後となりました。
映画「流れ板七人」でクライマックスで、北近畿タンゴ鉄道(現 京都丹後鉄道 以下同じ)宮舞線に特急タンゴディスカバリーまいづる はしだて)に使用されている、KTR8000型の特急ディーゼルカーが撮影地の、丹後由良~丹後神崎の由良川橋梁を渡るシーンが映し出されたのが、今でも記憶に残っております。別れのシーンで梨堂竜二役の松方弘樹さんが乗り込んだ、KTR8000ディーゼルカーの特急を、稲村きぬ役のいしだあゆみさんが、由良川橋梁を通過するKTR8000ディーゼルカーに乗車している梨堂竜二を見送っているシーンは、今でも忘れられません。
京都丹後鉄道の由良川橋梁は、由良川河口に掛かる橋で長さ550m、水面から3mの単線橋梁です。1923年(大正13年)に完成した由良川橋梁は、京都丹後鉄道の撮影地としても注目されております。
国鉄(後のJR宮津線)時代の由良川橋梁には、キハ80系・キハ181系の特急あさしお号やキハ58系の急行丹後号が、長い編成で走っておりましたが、第3セクターに転換されて現在はワンマン型ディーゼルカーの、KTR700型ディーゼルカーやKTR800型ディーゼルカー普通列車で走り、特急用のKTR8000ディーゼルカーが時々、臨時列車等で由良川橋梁を通過して行きます。なおKTR8000型も最近リニューアルされて、外板の塗装変更や内装が新しくなっております。
京都方面からの列車がメインですが、大阪からも特急が走っておりますので、機会があれば京都丹後鉄道の撮影地、丹後由良~丹後神崎の由良川橋梁へ、足を運んでみては如何でしょうか。また京都丹後鉄道にて駅員が常駐している駅では、硬券タイプの乗車券や特急券を発売しております。(但し限られた口座しかございませんのでご注意を。)
京都丹後鉄道へ全線乗車したのは今から4年前ですが、その時に乗車したタンゴエクスプローラーことKTR001型特急ディーゼルカーも、現在は1編成のみが稼働している状態で、団体列車や臨時列車以外は使用されておらず寂しい限りでございます。
リバイバルで大阪方面の臨時特急で、運転される機会が有れば良いなあと思います。
最後に俳優、松方弘樹さんの逝去に心から、お悔やみ申し上げます。
写真は2013年3月撮影


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