私が特急サロベツ号のキハ183系を利用したのは、今から9年前の5月3日に旭川~稚内で乗車したのが、最初で最後の旅となりました。その旅の行程は、前日に成田空港からJALの国内線で札幌千歳で道内入りし、新千歳空港~南千歳~釧路~網走~旭川~稚内とハードな旅をいたしました。
読者の皆さんからすれば、随分ハードで無謀な旅程だなと思っているかも知れません。特急まりも号のB寝台もゴールデンウィーク期間中の為、寝台車も満席で指定された寝台がデッキ寄りの為、デッキからの冷気で寒くて腹痛になり、何度もトイレに立ち寄りました。
釧路に朝6時に到着してから、釧網本線の普通列車の網走行きに乗り、キハ54の座席で座りぼんやりと、オホーツク海を眺めたりもして移動いたしました。この列車で移動した時に、知床斜里で菓子パン類の販売をしておりましたので、朝食がてらにロールケーキを買って食べた思い出がございます。現在も販売されているのかは、定かでございませんが、釧網本線に再び乗車する機会が有れば、またクリームの豊富なロールケーキを食べてみたいと思います。
網走から旭川は特急まりも号のB寝台で熟睡できませんでしたので、特急オホーツク号のグリーン車でまったり移動いたしました。3列シートのグリーン車はゴールデンウィーク中にも拘わらず空いており、グリーン車サービスの珈琲をツインクルレディーから頂き、石北本線の車窓を楽しみながら飲み干しました。また車内販売の限定弁当を購入し、昼食を食べて旭川までの旅を楽しみました。
旭川到着後、特急サロベツ号の接続までは、約1時間近くあり朝の釧路からの移動で、疲れを感じてしまったのか体がだるくなり、特急サロベツで旭川~稚内移動中は、喉の痛みと発熱も伴いながら、終点の稚内に到着しました。
翌日起床した朝は、完全に風邪を引いており、その日はホテルで半日近くベッドで過ごし、午後から稚内周辺を歩きました。しかし体がだるくて思う様に移動できませんでした。
まあ道東では6月・7月・8月でも早朝寒い日は、ストーブや暖房器具を出して暖を取りますからね。