大宮総合車両センター内に留置中の小田急4000形電車

こんばんは。先月、埼玉の大宮へ足を運んだ時に、普段は見慣れない車両が留置されているので、大宮駅の11番線ホームから、写真を撮影してカメラレンズを覗き込むと、何と小田急4000形電車がテイクオフされて、留置されておりました。

昨年に小田急4000形電車も、常磐緩行線に乗り入れて、千葉の我孫子まで直通運転を実施する様になりましたが、更に2020年までに、CBTC(Communications-Based Train Controlの略 以下CBTC)=無線式列車制御システムの取り付け改造の為に、松戸車両センターへ回送し、松戸車両センターからEF64等で牽引して、武蔵野線経由で回送されて来ました。

小田急4000形電車への、CBTC取り付け改造工事は昨年11月から実施され、検査に近づいた車両から順次、入場されております。

編成もばらされておりますので、CBTC取り付け改造工事以外にも、車内のリニューアル工事でも実施されているのでしょうかね。

まあ他の方の鉄道ブログでも、取り上げられておりますのが、改造工事をする際に小田急電鉄社員も立ち会うと思いますが、他社での大規模工事に小田急電鉄も安全運行の為とは言え、鉄道営業運転経費も要しますので、関係者は頭が痛いと思います。

JRの整備工場では、大宮以外に東京総合車両センター(旧 大井工場)でも実施されておりますが、東京総合車両センターでは整備工事は行われないのでしょうか。ちょっと気になります。

改造工事期間も長期みたいなので、小田急電鉄の整備陣は早めに車両が帰って来ないか、落ち着かない状況かと思います。もし踏切事故に遭遇した場合に、代替車両の問題もございますし、JRの検査とは異なる事もございますからね。

しかし普段は見られない電車が切り離された、妻部の部分は妙にセクシーな感じです。まあ人間で言えば公衆の場では見せられない状態の様な感じですね。まあ鉄道車両の場合、其処まで厳密に隠さなくても良いですが。

ダイヤ改正後と言う事もございますし、年度始まりの4月には車両が帰って来て欲しいと、思いながら小田急電鉄の整備陣も、悩ましい状況かと思います。

撮影日2017年2月27日




イメージ 1