オハ35系客車の新製で客車列車復活の兆しか?

こんばんは。ここ数日の当ブログでも書き込みしておりますが、SLやまぐち号用の旧型客車風の新型客車が本日、新山口までの甲種輸送を終え、無事に引き渡しされました。

昨日から今日に掛けて、甲種輸送されたオハ35系客車(仮称 以下同じ)に関する、鉄道ブログも増え昨日・今日の甲種輸送で走行中のシーンが、それぞれの方々のブログに掲載されております。

そっくりそのまま旧型客車で新製と言う訳にには行きませんが、外観はほぼ旧型客車風ですので、SLやまぐち号以外にも往年の急行列車の運転も、実施して欲しいと思うのは私だけでは無いと思います。

今回は下関総合車両所にオハ35系が配置されましたが、今後はJR西日本の大阪本社の宮原運転所にも、イベント用としてオハ35系の様な旧型客車風の、新製客車を配置しても良いのではないでしょうか。

まあ展望車は目玉車両として増備しても良いと思いますし、その他にはスロ54とナロ10の折衷タイプのグリーン車や、寝台でしか存在しなかったマロネ40の個室グリーン車、マシ35とオシ17の折衷タイプの食堂車が有っても良いと思います。

増備車両はコスト低減の為に車端部は切妻型でも良いと思いますし、扉は半自動の引き戸式のドアで良いと思います。あと車内は現代の車両の様に近代化した仕様にして、洗面所は自動水栓式でセンサーで水が出るタイプにして、トイレは洋式トイレで良いと思います。

その他にはエアコンの設置も今の生活様式では欠かせませんので、取り付ける事は不可欠ですね。その他食堂車も現代風の食堂車で良いと思いますし、個室も寝台では無くファミリー向けの個室で良いと思います。

従来の旧型客車の概念を、21世紀の生活様式にした外観は旧型客車風でも、車内は現代版で良いのでは無いでしょうか。

豪華寝台列車程の豪華さでは無いですが、往年の急行列車の現代版列車として運転すれば、オールドファンからも支持を得られると思います。また映画のロケでも活用されますしね。

あとは機関車にヘッドマークを取り付けて、山陰本線は急行出雲時代のヘッドマークや、山陽本線呉線は急行安芸時代のヘッドマークを取り付けた列車を運転すれば、鉄道ファンのみならず一般旅客でも乗りたくなると思います。

国鉄末期からJR発足から20年以上に掛けて、客車は電車はディーゼルカーに置き換えられて、減少して行きましたが、今回新製されたSLやまぐち号向けの客車の成功によっては、今後新たに他のJRでも客車の新製を追随するものと思われます。

ただ旧国鉄時代の電気機関車ディーゼル機関車は老朽化で、引退時期も迫っておりますので、それらを牽引する機関車は代替として、JR貨物の機関車で牽引する事も考慮した設計にしなければならないので、客車へのサービス電源はそれぞれ備えておく事は不可欠になると思います。

まあ21世紀版のオハ35系ですので、国鉄型機関車に拘らずにJR型機関車牽引も、面白いのではないのでしょうか。ただこの辺りに関しては鉄道ファンや鉄道オタクで、拘りも有りますので賛否両論の論争になりそうですが。(笑)

写真は2008年3月のダイヤ改正で廃止された、急行銀河の大阪行き。現在、JR東海には電気機関車を運転できる運転手が皆無の為、JR東海エリアでの客車運転は不可能で有る。ただJR貨物の運転手に委託すれば、東海道本線の熱海~米原での運転は可能なので、往年の急行銀河を再現する事は可能だ。(撮影日2008年3月)


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