四季島が電気系統トラブルで喜多方駅に8時間立ち往生

こんにちは。週明け月曜日、如何お過ごしですか。東京は朝から晴れの天気ですが、台風3号接近の影響で、明日・明後日は再び雨模様の天気になりそうです。

昨日、豪華寝台特急四季島号が、福島の喜多方駅ディーゼルモードから、交流電気モードへ切り替えの際、パンタグラフを上げた時に電気系統のトラブルが発生し、同駅に8時間近く立ち往生する、アクシデントが発生いたしました。

ネット上では直流電気モードのまま切り替えず、ディーゼル区間の新津~喜多方間をディーゼルモードで走行した後、交流モード切替を失念し、故障が発生したとの説が飛び交っておりましたが、四季島も運転開始から2ヶ月も経過しておりますので、運転手がその様な失念する可能性は低いと思います。

その他には小枝がパンタグラフ接触し、電気系統のトラブルが発生したとの事ですが、こちらは山間の磐越西線を深夜に走行ししている為、非電化区間の新津~喜多方間で、夏の時期に伸びた枝がパンタグラフ接触し、故障が発生した可能性が高いと思います。

運転開始から2ヶ月ですから、試運転で入念に不具合をチェックしても、本営業運転ではトラブルを0にする事は難しいので、今後の対策として磐越西線を走行する四季島に関しては、新津~喜多方間のディーゼルモードでの運転を、会津若松までディーゼルモードで運転し、乗客が食事や会津若松市内の観光時に、一旦会津若松の整備線に回送された際に、屋根上目視点検等の上、ディーゼルモードから交流電気切り替えモードに、変換すれば良いのではないでしょうか。

会津若松駅は駅の構造上、方向転換しなければならない為、運転席も逆向きになりますし、乗客を降ろして整備線に入りますので、その時に切り替えれば磐越西線ディーゼルカーの運転免許(難燃機関に関する免許)の運転手も、会津若松までは運転できますからね。

さて昨日、34名の乗客の方は四季島の電気系統トラブルで、8時間の遅延を体験いたしましたが、郡山から東北新幹線で急いで帰宅する方は、いらっしゃらなかった様ですので、旅のトラブルやハプニングも、楽しめたのではないでしょうか。

郡山からですと、始発の東北新幹線なすの号も、大宮・上野・東京方面へ走っておりますから、JR東日本もいざと言う時のバックアップな代替輸送は、確保されていると思います。

今日は3泊4日コースの、四季島が運転されますが、運転時のトラブルが無い事を祈り、日光や梅雨の無い北海道の旅等を、満喫して楽しんで来てください。(北海道は紫陽花が未だ枯れないで咲いているのかな?)

写真は撮影地ヒガジュウこと、東十条~王子間を通過する四季島。(撮影日2017年5月23日)


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