カーブを大きく通過する東武10000系リニューアル車

1984年から1996年に掛けて、486両が製造された東武10000系電車は、東武線の一部の路線を除いて、広範囲で運転されております。

最近は写真の様に、前面の行先表示器がLED化されたものや、パンタグラフシングルアーム化された編成も、登場しております。

東武鉄道としては今後も暫くは10000系電車を使用して、8000系電車を先に廃車される方向かと思います。

10000系は抑速ブレーキや耐雪ブレーキも備えておりますので、日光線新鹿沼東武日光間や、鬼怒川線でも運転する事も可能です。

もしかしたら6050系の一部を、10000系に置き換える列車も出て来るかも知れませんね。

車体もステンレス車体で、塗装メンテナンスのコストは低減できますし、前述の抑速ブレーキや耐雪ブレーキが有れば、一部の6050系を置き換える事もできますからね。またローカル区間で使用されている、8000系の置き換えも充当されると思いますので、昨日のブログで書き込みしました通り、日比谷線乗り入れから撤退する20000系と共に、10000系も有効活用して、鋼鉄車体の一般車両を置き換えるのではないでしょうか。

今後、未更新の10000系も更新されて下枠パンタグラフ車や、方向幕車も見納めになると思います。撮影が済んで居ない方は、お早目に撮影されます事をお薦めいたします。

写真は東武アーバンパークラインの西新井~竹ノ塚間のカーブを通過する、10000系リニューアル編成の区間準急久喜行き。

撮影日2017年5月7日撮影


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