リゾート特急とホームライナーで活躍中の251系電車

おはようございます。11月最後の日曜日、如何お過ごしでしょうか。

今朝の東京は晴れ模様の天気で、晩秋の紅葉も楽しめる休日かと思います。

さて今日は「いい風呂の日」ですが、首都圏と伊豆の下田を結ぶ特急スーパービュー踊り子号や、有料快速列車のおはようライナー新宿ホームライナー小田原で運転中の、251系電車も1990年4月にデビューしてから、27年が過ぎました。

251系電車は現在、埼玉の大宮車両センターへ10両4編成の全車40両が配置されており、前述の列車で運転されております。1号車・2号車はダブルデッカーグリーン車が連結され、10号車はダブルデッカーの普通車で、その他の車両はハイデッカーの普通車の編成です。

185系電車が汎用型の特急電車で、あまりにも首都圏と伊豆を結ぶ特急電車としては、お粗末な車内設備だった為、JRが発足して3年経った1990年4月に、リゾートトレインに特化した車両として製造されました。

デビュー当初の251系は、アジュールブルー・フューチュアグレーの塗装でしたが、リニューアル工事の際に飛雲ホワイト・エメラルドグリーン・ライトブルー帯の塗装に変更されました。また9号車・10号車の4人用のカスタムシートは、回転式リクライニングシートに変更され、ハイデッカーの普通車も回転式シートから回転式のリクライニングシートへ変更されました。グリーン車の1号車の展望席は当初、リクライニングしませんでしたが、現在はリクライニングできる様に改修されております。(但し座席の回転は構造上できない為、上り東京・新宿方面へ乗車する際は進行方向と異なる、逆向きで移動する様になります。

251系電車がホームライナーで運転される場合、2号車のグリーン個室3室は閉鎖扱いで営業しておりません。まあホームライナー小田原23号やおはようライナー新宿26号で、グリーン個室を営業しても需要は無いですし、折り返しの特急スーパービュー踊り子号で使用する際に、余計な車内清掃もしなければなりませんからね。

写真の251系電車は、東京駅に14時10分に到着した特急スーパービュー踊り子4号が、大宮総合車両センターへ回送されるシーンを撮影いたしました。

当鉄道ブログでも251系電車に関するブログを、何度か書き込みしておりますが、そろそろ後継のリゾート車両も気になる処でございます。特殊設備の251系も伊豆急行線は、線路際で相模湾に面した場所も運転いたしますので、リニューアルされた編成とは言え、外板の傷みも気になる処でございます。

ただ首都圏と伊豆を、道路渋滞無しで結び気軽に伊豆の温泉や海水浴や観光地へ、楽しく移動できる特急列車でございますので、今後も暫くは運転されると思います。

私も特急スーパービュー踊り子号のグリーン車へ乗車したのは、今から25年間に乗車して以来、四半世紀もご無沙汰しておりますので、久しぶりに251系電車の旅を楽しみたいと思います。

※写真は東十条~赤羽間を走る251系電車が、配置区の大宮総合車両センターへ回送運転中のシーンで有る。デビューから四半世紀を過ぎ外板の痛みも気になる処で有る。前面運転台のデザインとダブルデッカー&ハイデッカーの特殊車体ながらも、末永く運転して欲しいものだ。なお251系電車は1991年に第31回ローレル賞を受賞している。因みにその年のブルーリボン賞東武100系電車のスペーシアが受賞している。

撮影日2017年11月25日 



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