JR東日本の長野支社で使用されて来た、115系の老朽化による置き換えの為、東海道本線・伊東線で活躍して来た元田町車両センターの211系を改造した、長野総合車両センターの211系が0番台・2000番台共に共通運用で、運転されております。
改造された211系0番台・2000番台共に、耐寒耐雪の工事や保安装置の交換、外部塗装のテープ張り替えが行われ従来の湘南色よりも、明るい長野色の帯で仕上げられております。
東京でも立川~高尾の間で見られますので、211系が立川・八王子・高尾から、大月・甲府方面に向かって運転されているのを、中央線の東京多摩地区に在住のユーザは、ご存知かと思います。
中央東線で運転されている長野総合車両センターの211系で、6両固定編成は現在の処、新宿まで運転された実績はございません。ただ今後はホリデー快速富士山号を補完する意味で臨時快速列車の運転に、使用される可能性もございませすね。
6両で3ドア車でセミクロスシートとロングスシートが有れば、休日に限りホリデー快速の様な臨時列車ならば、途中駅の三鷹・立川・八王子に停車したとしても、特急型車両の様な乗降扉1両に1箇所や2箇所しか無い189系・E257系で発生する遅延は、避けられると思います。
新宿へ乗り入れるのか否かは、将来分かりませんが意外と小回り利くかもしれませんね。ただ乗って移動するので有れば、あまり面白味の無い車両だと思います。
長野総合車両センターの211系も、まだまだ活躍すると思いますので、青春18きっぷが利用できる春季に、長距離移動してみては如何でしょうか。
※写真は中央本線の高尾~相模湖間を走る211系6両固定編成。
撮影日2018年3月12日