限定運用で使用される長野支社の211系6両貫通編成

JR東日本の長野支社で使用されて来た、115系の老朽化による置き換えの為、東海道本線伊東線で活躍して来た元田町車両センターの211系を改造した、長野総合車両センターの211系が0番台・2000番台共に共通運用で、運転されております。

運用範囲は中央東線の立川~塩尻篠ノ井線全線・信越本線篠ノ井~長野間で使用されております。6両固定編成は14編成が、前述の路線以外での運行は無く、主に中央東線普通列車で運転されております。

改造された211系0番台・2000番台共に、耐寒耐雪の工事や保安装置の交換、外部塗装のテープ張り替えが行われ従来の湘南色よりも、明るい長野色の帯で仕上げられております。

東京でも立川~高尾の間で見られますので、211系が立川・八王子・高尾から、大月・甲府方面に向かって運転されているのを、中央線の東京多摩地区に在住のユーザは、ご存知かと思います。

中央東線で運転されている長野総合車両センターの211系で、6両固定編成は現在の処、新宿まで運転された実績はございません。ただ今後はホリデー快速富士山号を補完する意味で臨時快速列車の運転に、使用される可能性もございませすね。


6両で3ドア車でセミクロスシートとロングスシートが有れば、休日に限りホリデー快速の様な臨時列車ならば、途中駅の三鷹・立川・八王子に停車したとしても、特急型車両の様な乗降扉1両に1箇所や2箇所しか無い189系・E257系で発生する遅延は、避けられると思います。


新宿へ乗り入れるのか否かは、将来分かりませんが意外と小回り利くかもしれませんね。ただ乗って移動するので有れば、あまり面白味の無い車両だと思います。

長野総合車両センターの211系も、まだまだ活躍すると思いますので、青春18きっぷが利用できる春季に、長距離移動してみては如何でしょうか。

※写真は中央本線の高尾~相模湖間を走る211系6両固定編成。
その他に211系3両編成も、長野総合車両センターへ配置されておりますが、こちらの車両は小回りが利く為、JR東海中央西線塩尻~中津川間や、飯田線の辰野~飯田間、富士急行線等で運転されている。

撮影日2018年3月12日



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