キハ126系も運用に入って臨時快速で運転して欲しかったです

おはようございます。今月も終わりが近づいて来ましたが、今日はプレミアムフライデーなのか、プロ野球の公式戦も今日から開幕となります。

さて一昨日から島根江津入りし、昨日は三江線沿線でレンタサイクルを利用して、沿線撮りをいたしました。今日はこれから最初で最後の三江線の乗車になりますが、今まで移動を控えて来たのは、本数の少なさと他線への接続の悪さで、乗車を控えておりました。

まあ江ノ川に沿って、中国山地の急峻な山間を抜け、県境を越える三江線も沿線人口の過疎化や、マイカー化で年々利用者も減少し前述の通り山間部は災害によって、この近年で運転見合わせも発生いたしましたので、JR西日本も廃止したい旨を、沿線自治体に伝えた気持ちも理解できます。

また第三セクター化も検討されましたが、広島県島根県の税収減少により、財政も厳しく少子高齢化がこの先も、益々拍車を掛けて進行する現状を勘案すると、両県の第三セクター化も立ち消えとなりました。

安芸・石見地区の陰陽連絡は現在、広島~島根浜田を結ぶ、浜田道経由の高速バス「いさりび号」が担っており、15年前に一部路線が廃線になった、可部線を含めて輸送を石見バス等で運行されております。

この様な状況で特に公共交通としての役割も、高速バスへ委託できますので、三江線も廃止しても問題無いと考えたのかなと思います。

ただ三江線沿線も江ノ川に沿って、素朴な山村地帯や江ノ川に沿った景色が楽しめますので、その意味での売りを放棄してしまう点は、東京に住む私も残念な気持ちでございます。

明日で88年の歴史に幕を閉じる三江線も、この春休みは車両の運用を変更し、大型ディーゼルカーのキハ126系で運行して頂ければ、積み残しも無く快適に移動できたのでは無いかと思います。

実際にキハ126系も三江線に乗り入れしておりますからね。まあ欲を言えば広島と浜田・益田を、芸備線三江線山陰本線経由で結ぶ、臨時快速江ノ川号等を運転し全車座席指定で運転すれば、利用者もわざわざ何時間も前から並ばずに乗れましたので、その点も残念な点かと思います。

今回は滞在日数も変更し、三江線の沿線撮りを島根江津地区で実行いたしましたが、やはり35kmの道程をレンタサイクルで走ったものの、行って良かったと思いますね。

鉄道廃止で無理して行かないと、もう乗る事も撮影する事もできませんからね。仕事が忙しい、部活動で大会控えて行けない、病気でしんどくて行けない、金が無いから行けない等で、公共交通機関が個人や物好き等の要望に沿って、営業運転や運航している訳ではございませんからね。

まあその辺りはスポーツやエンタメイベントでも、同様の対応になりますが。

それでは皆さん今日も素敵な1日を、お過ごしくださいね。

※写真は山陰本線の江津~浅利間の江ノ川橋梁を走る、キハ126系普通列車出雲市行き。


撮影日2018年3月29日



イメージ 1