間もなく定期運行終了!小田急7000形LSEロマンスカー

こんにちは。1980年から1984年に掛けて、4編成が製造された小田急ロマンスカー7000形LSEが来週10日を以て、定期運行を終了いたします。

現在7004編成のみの運転となった特急ロマンスカーLSEですが、この週末は最後の乗り収めと撮り収めで、賑わいを見せる事と思います。

まるで1999年7月に引退運転を実施した、3100形ロマンスカーNSEの引退の時の様に、小田急電鉄もイベントに力を入れると思われます。

ただ車両だけは定期運行終了後も、イベント臨時列車として暫く残る様ですが、それも2018年度内に終了する予定ですので、来週10日までの定期運行までが実質、LSE7000形ロマンスカーを、乗車できるチャンスかと思います。

私も若い頃LSEロマンスカーに、何度か乗車した経験もございますが、NSE3100形の改良版ロマンスカーと言う感じで、細部の改良が行われていた感じがいたします。

ただ最近では車内設備も、やや古さを隠せない感じがいたしましたが、それでも展望車は人気も的で、新宿~箱根湯本の特急はこね号等では、展望席が取り辛かったです。

GSE70000形ロマンスカーの2編成目のデビューが、今月11日からになりますので、新型ロマンスカーを楽しみにしている乗客には嬉しい反面、旧来のロマンスカーファンにとっては、一抹の寂しさを感じているかと思います。

定期運行終了後のLSE7000形は、2018年度までの運転予定ですが、来年の3月まで確実に臨時列車で運転されるでしょうかね。もし不具合が発生した時は、前倒しで廃車される可能性も高いので、予断は許さないですね。

LSE7000形も小田急ロマンスカーの功労者なので、先頭車の展望車は保存される様ですが、小田急側で保存されるのでしょうか。それとも個人でも希望が有れば譲渡するのでしょうか。

個人が鉄道車両を買い取る場合、輸送費や自宅等のスペース、保存後の維持費に固定資産税等、ハードルがあまりにも高いので、廃車になった鉄道車両を買い取って、自宅で保存するのは国内では、少数の限られた人になりますね。

その他の鉄道ファンは、鉄道イベント即売会で、廃車体から撤去した部品を、買い取る位ですのでそちらの方が、現実的なのかなと思ったりもします。


7000形の定期運行終了と、今年度まで臨時として運行される7000形LSE7004が、どんな運命に遭うのか注目したい処です。

※写真は小田急線の渋沢~新松田間を走る、7000形LSEロマンスカーで運転中の特急はこね号。
約30年以上に渡り活躍して来た7000形LSEも、今回増備される70000形GSEの運行により定期運行が終了となる。
この週末は鉄道ファンで、最後の乗り収め、撮り納めで小田急ロマンスカーは箱根観光以外にも、賑わいを見せるで有ろう。

撮影日2018年3月15日



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