こんにちは。今日も各交通機関はお盆休みを、海外旅行や帰省、レジャーを過ごす方々で混雑が、激しい状況かと思います。
さて今日の鉄道ブログは、今から27年前の夏に東北の福島から、東京上野まで乗車した臨時急行ざおう82号の思い出について、回想したいと思います。
当時の福島駅も東北新幹線や、それ以前に在来線の特急列車も運転されており、JR化後の1991年にまだマルスの機械が、最新版になって無かったのも驚きですが、乗車する列車が12系客車の急行列車でしたので、ちょっと少年時代に帰省で家族と移動した当時を、懐かしく思いながら乗車いたしました。
急行ざおう82号は、EF71型交流機関車の重連で到着した後、ED75型交流機関車へ交換の為、切り離し作業や連結作業で慌ただしかったです。また車内もお盆休みを故郷で過ごしたり、蔵王への観光帰りの乗客で約8割近く、埋まっている状況でした。ただそれでも満席で無かったのは臨時列車の宿命かと思います。
ED75型交流機関車で東北福島の風景を眺めながら、4席のボックスシートには終点の上野まで途中からの乗客も皆無で、私1人だけの空間でしたので福島駅で購入した駅弁を食べながら、移動したのも良き思い出です。
ED75型機関車も栃木の黒磯へ到着後は、EF65型直流機関車に交換しEF65PFと12系客車の塗装が、とてもマッチする組み合わせで上野まで運転される為、よりいっそうワクワクしながらビールを飲んで、マッタリ過ごしたのを覚えております。
沿線の風景を眺めながら、何故かその当時は今に比べて、沿線撮りをする撮り鉄の姿は多くなった様な気がします。
当時は未だ便利なデジタルカメラも無く、フィルムカメラで機材もフィルムも高い時代でしたので、現在の様にスマートフォンやカガラゲイ、コンパクトデジタルカメラで気軽に、鉄道写真を撮影できなかったのも、一因かと思います。また遠征費用も高かったり、青春18きっぷを利用して移動する人も現在に比べるとそれ程、多く無かったのかなと思います。
ただ最近では乗り収めをする鉄道ファンや、鉄道会社もさようなら・ありがとうツアーを実施し、ネットの普及も相まって増加いたしましたが、その意味では私が乗り収めのパイオニア的な、活動をして普及したのかなと思ったりもしております。(これは冗談です。)
2018年現在、EF71交流機関車は全廃され、ED75とEF65および12系客車が僅かに残るJR東日本ですが、黒磯駅も全面直流化に伴って、僅かに残ったED75は入線不可能になったので、時代の流れと共に一抹の寂しさを感じております。
ただ機会が有れば、懐かしの急行列車等で運転して欲しいですね。まあ上野から仙台まで、過去にEF81型交直流機関車で、12系客車牽引の団体臨時列車が運転されましたが、一般でも乗車可能で有れば乗車したい処です。
それでは素敵なお盆休みの休日を、どうぞお過ごしください。
※写真は福島駅で発行された臨時急行ざおう82号の一葉券。
乗車した1991年8月17日は当時土曜日で、Uターン客で東北新幹線も東京方面は、ほとんど満席で有った。