今年のJR西日本は自然災害に苦慮しております

こんにちは。昨日の東京は台風21号の影響で、大雨と強風の1日でしたが、今日は朝から晴れて、気温も高い1日になりそうです。

昨日の台風21号は、大きな被害をもたらし各交通機関も終日、乱れた1日になりました。

東海道新幹線も突風による架線の切断や、飛来物の散乱で東京~新大阪間で運転見合せになり、車内で何時間も缶詰めになられた乗客も、多くいらっしゃった様で、疲労も大きかったと思います。

更に大阪の関西空港では、滑走路が水浸しになり、関西空港で給油の為に停泊していた燃料船舶が、泉大津関西空港を結ぶ連絡橋と衝突し、連絡橋の道路や線路を、大破させる事故が発生した為、関西空港に居た5000人近くの乗客・空港関係者の方々が、一夜を過ごす事態となってしまいました。

関西空港で一夜を過ごした乗客は、普段は神戸空港を結ぶ船舶、ベイ・シャトルで救助し神戸空港方面に、乗客を輸送しております。なお今回の関西空港の被害により、本日5日運航のベイ・シャトルの定期便は、欠航となっております。

さて今回の関西空港の被害により、飛行機の発着の他、連絡橋を通る道路や鉄道も、橋脚の大破により暫くは通行止めと、運転見合せになると思いますが、鉄道路線JR西日本南海電車の共用線路ですので、関西空港アクセス特急は、何れも長期運休が予想されます。

写真のJR西日本281系電車の、特急はるか号や南海電鉄の30000系鉄仮面の、特急ラピート号が運休となりますので、両者の運賃・料金減収は、かなり痛手だと思います。

特にJR西日本は、今年6月の大阪北部地震の他に、翌月7月は西日本豪雨で岡山・広島・山口の、鉄道路線が被害を受けてしまいましたので、昨日の台風21号で更に損失が、増えてしまった感じです。

台風もこれから更に増えて来ますし、秋雨前線の停滞で、大雨が発生しやすくなりますので、10月から11月に掛けて被害が新たに、発生しそうな感じがいたします。

日本も少子高齢化により今後、人口の減少や産業の衰退も加速して行くと思われますし、地震や台風、大雨や大雪による被害も、増えて行くと思われますので、私たちも今までの価値観を、180度見直す時代に、来ていると思います。

開港24年目で台風21号の被害を受けた関西空港も、関西圏の国際線は同空港のみですので、今後は神戸空港の国際線発着と規制緩和伊丹空港の7時~21時の運用を、6時~22時への規制緩和も、関西圏の産業界が国や政府、行政に働き掛け実現する事も、有り得るかと思います。

一刻も早い関西空港の復旧と、自然災害が発生した時のバックアップとして、神戸空港の滑走路延伸工事と、国際線乗り入れ実現化に向け、災害が発生してもダメージを最小限にする事が、日本での希望や可能性を向上させると思います。

今回、台風21号の影響で、お亡くなりになられた方や負傷された方々の、お悔やみとお見舞いを申し上げます。

※写真な島本~山崎の通称、サントリーカーブの撮影地を通過する、特急はるか号の京都行き。
281系も来年でデビュー25年になるが、今後はリニューアル工事を施工し、長期に渡って運転されるので有ろうか。

撮影日2001年1月14日



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