先日JR東日本が、再来年を目処に横須賀線・総武快速線で運転されている、E217系電車を、山手線で運転されている、E235系の近郊型仕様に、順次置き換えを実施するニュースが、発表されました。
更に上野東京ライン・湘南新宿ラインを経由し、東海道本線や横須賀線、宇都宮線や高崎線で運転されている、E231系・E233系もE235系の近郊型仕様に、置き換える計画も出ている様です。
もしこれからの線区で全て、E235系に置き換えとなると、取手以北の土浦・水戸方面からの、常磐線E531系の交直流電車を除き、車両の統一化が達成いたします。
この感じですと、中央快速線のE233系に2階建てグリーン車を連結するよりも、E235系の中央快速線仕様で、新製されるのでは無いでしょうかね。
E217系は初期車を中心に、廃車になるかと思いますが、後期型は他線区に編成短縮の上、運転されるのでは無いでしょうかね。
まあE231系やE233系の近郊仕様も、同様に地方線区への転属と、なりそうな予感がいたします。
これらの車両が置き換えとなると、JR東日本に現在残っている、国鉄型車両の直流電車は、全て全廃となりそうですね。
あとE235系の2階建てグリーンには、普通列車のグリーン車では初めての、モバイル&パソコン用の、コンセントも設置される様なので、Wi-Hiを装備される事も、決定しております。
常磐線のE531系は前述の通り、交直流電車ですので、こちらは従来通り今後も運転されますが、コンセント設置改造工事は、実施されるのでは無いでしょうかね。
果たして計画通り、置き換えられるか否かは、変化の激しい時代とは言え、疑問点も残りますが、普通列車のグリーン車にもコンセントが設置されるのは、有難いかなと思います。
E235系の近郊仕様のデビューにより、いよいよ国鉄型直流電車も、これで全廃のカウントダウンが、近付いて来ましたね。
現在JR東日本の国鉄型直流電車は、115系・205系・211系が残っておりますが、JR東日本が引き継いで増備された、205系と211系も含め終焉の時が、迫っている感じですね。
JR東日本の交直流電車や交流電車は、既に国鉄型車両は全廃し、JR型車両になっておりますので、直流型電車も遅ればせながら、JR型車両に統一される様です。
今後の動きに関しては、アンテナを張って情報を得たいですね。乗り修めや撮影は早めに対応すれば、あとで慌てなくて済みますからね。
※写真は山手線の恵比寿~目黒間を走るE235系電車。
E235系もいよいよ、近郊型仕様の製造が現実味を帯びて来たので、置き換えとなるE217系・E231系・E233系の今後についても、気になる処で有る。
撮影日2018年6月25日