快速列車の運転本数格差

JR東日本千葉支社管内で運転されている、東京方面からの快速列車の本数をチェックすると、格差が激しい感じがいたします。

総武本線成田線方面は、成田空港移動客向けとして、特急を始め快速列車の本数は、それなりに多いかと思います。

一方、外房線内房線に関しては、快速列車の本数は、前述の総武本線成田線に比べると、少ないと思います。

また外房線内房線を比較すると、京葉線からの快速列車は加わるものの、どちらかと言えば、外房線の方が日中も、総武快速京葉快速が直通しており、内房線に比べ本数は多いかと思います。

この様な結果になったのはやはり、東京湾アクアラインの開通で、高速バスを利用する乗客が多くなり、特急さざなみ号の運転本数減少の影響を、快速列車も影響を受けているのが、一因かと思います。

内房線にも京葉線からの快速列車が、夜間・早朝に運転されているものの、ラッシュ時間帯のみの直通に留まり、外房線の様に運転本数やダイヤ面で、充実してない様な感じです。

同線の沿線人口も、君津を境に千葉県南部は、過疎化や少子高齢化、それに加えて今年は台風で2回も発生し、厳しい状況でございますので、内房線に関しては君津から先の、館山方面に関しては、ワンマン運転の導入も、早まるかも知れません。

改善策としては、特急新宿さざなみ号の新宿発着からの延長運転や、総武快速京葉快速の本数増発等が挙げられますが、何処まで効果が有るのかは、定かではございません。

東京や新宿以外に八王子や大宮等から、特急さざなみ号の期間限定運転で、利用者を増やしたりして、活性化させて欲しいと思います。

来年には久留里線で運転中の、キハE130系が君津~館山で、団体列車として運転されますので、イベント列車の運転も、期待したい処ですね。

※写真は内房線の君津~木更津を走る、総武快速線に直通するE217系電車。

撮影日2019年9月1日


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