今の時期は減車可能な車両は有利か

こんにちは。今日で4月も半ばになりましたね。

連日ブログでもお伝えしておりますが、コロナウィルスの影響で、各交通機関の利用者減少が、深刻な状況でございます。

現在、鉄道会社でも旅客需要を調査し、飛行機の様に需要に応じて、小型機に振替可能な便を振替する様な策を、検討しているかと思います。

鉄道の場合ですと、編成の短縮になりますが、JR北海道・西日本・四国・九州の様に、各列車の減車を実施している事を、JR東日本JR東海でも導入するかと思います。

ただ電車の場合、編成単位の運用になりますので、ディーゼルカーや客車の様な、車両単位での減車は、取り入れにくいかと思います。

そこで考えられる点としては元々、旅客移動の少ない時間帯のデータイムに、車両の送り込みを兼ねた、長大編成の運用を除いては今後、短編成にも可能な分割併合できる車両が、大いに活躍しそうですね。

写真は千葉の房総地区で主に、普通列車で運転されている209系2000番台ですが、4両編成と6両編成の2種類の編成が有り、ラッシュ時間帯は、4両編成を8両編成で運転したり、4両編成と6両編成を連結した、10両編成で運転する列車もございます。

209系2000番台も総武快速線で、試運転が実施されて東京駅まで乗り入れましたが、もしこのままコロナウィルスによる影響が長期化し、利用者減少に歯止めが掛からなければ、グリーン車無しの209系2000番台による、4両+6両を組み合わせた、10両編成の快速列車が、運転されそうですね。

それにより千葉駅等で、分割併合を実施して運転すれば、旅客需要の調整も可能になりますね。

ただ問題なのは、新小岩駅快速線ホームは、ホームドアが設置されておりますので、209系2000番台が対応できるか否かですね。

これをクリアすれば、試運転で実施された209系2000番台の総武快速グリーン車無し列車が、運転できますね。

しかしグリーン車無しの列車が発生し、グリーン車利用者からすると、サービス低下になるのは否めませんので、その問題も課題になりそうですね。

今後の動きを見守りたいと思います。

※写真は総武本線の物井~佐倉のカーブを通過する、209系2000番台の普通列車
最小4両編成で運転が可能な電車なので、皮肉にも閑散時間帯は大いに、活躍できそうな電車で有る。

撮影日2020年2月18日


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