JR東日本の255系電車は、特急しおさい号・特急わかしお号・特急さざなみ号で、運転されております。
9両編成5編成の合計45両が製造され、全車が幕張車両センサーに配置されております。
老朽化した183系の置き換え用として、1993年と1994年に製造されましたが、僅か5編成の製造に留まりました。
これは私自身の推測ですが、当時189系で運転されていた特急あさま号が、1997年の北陸新幹線(当時は長野新幹線)の長野開業で余剰になり、一部の車両がグレードアップ改造されてた編成を、房総特急に転用する事や、特急あずさ号で使用中だった183系を、房総特急に転用し古い183系を置き換えて、対応させる為に、255系の製造が僅かに留まったのかなと思います。
4号車のグリーン車も4列に戻され、グレードダウンした感じの255系ですが、これも当時はアクアライン開通前で、房総特急の利用者もそれなりに居たから、定員確保の為に4列にしたのかなと、思ったりしております。
255系も数年前に機器更新等が実施され、方向幕もLEDに変更されましたが、その時にグリーン車だけでも3列シート化と、携帯用コンセントの設置が、できなかったのでしょうかね。
半室禁煙・喫煙だったグリーン車車内も、全て禁煙になりましたので、機器更新の時に3列シート化もして欲しかったですね。
ただ房総特急のグリーン車利用者も、特急しおさい号を見ていると、全く利用者が居ない事は無いものの、利用者は少ないですね。
もし3列シートでコンセントが付けば、もう少し利用者も増えそうですね。
車両も四半世紀過ぎましたので、大幅なリニューアルの可能性は低いですが、もう少し上手く運用できないものかと、思ったりしております。
まあ私も東京又は千葉から、銚子に移動する機会が有れば、特急しおさい号のグリーン車に乗車し、静かな車内でお弁当を頂きながら、移動してみたいですね。(笑)
撮影日2020年7月28日 物井~佐倉にて