JR西日本の521系電車は、交直流電車で交流は、60Hzに対応しております。
関門トンネルは本州の山口県下関市と、九州の福岡県北九州市門司を結ぶ、海底トンネルですがこの区間の電車は、JR九州の415系で運転されております。
JR九州の415系も老朽化が進み、821系等に置き換えられておりますが、821系は交流電車の為、直流区間の下関まで、運転する事はできません。
JR九州も関門トンネルの為に、わざわざ高価な交直流電車を揃えるには、荷は重い様なので何とか415系で、踏ん張っている様です。
たた415系もステンレスの車体は、まだ耐えられるものの、下回り等の部品確保は段々、難しくなるかと思います。
JR九州で交直流電車の配置が重いならば、JR西日本の521系で運用させる手も有りそうですね。
ただ配置のなる下関では、交直流電車の整備は、行われておりませんので、わざわざ大阪の吹田等に回送するのは、不経済な感じがいたしますね。
あと解決方法としてはディーゼルカーでの運転や、蓄電池電車での運転になりますが、蓄電池で運転の場合、充電設備を下関に設置する必要もございますね。
それらの方法だとちょっと、スピード面や動力費の問題も有るので、やはり交直流電車の方が、効率的な運用ができますね。
今後も何か良い方法が有れば、ブログに投稿したいと思います。
※写真は北陸本線で運転されている、521系普通列車の敦賀行き。