皆さんこんにちは。火曜日の午後、如何お過ごしでしょうか。
今月中旬、東武鉄道10000系シリーズの10030系で、11460F編成が群馬北館林に廃車回送され、早々と解体されました。
こちらの車両は1996年1月、兵庫県尼崎市に有ったアルナ工機で製造され、東武東上線で運用されて来ました。
そして2015年に東武東上線のATC化により、本線系統と東武スカイツリーライン、東武伊勢崎線で運用され、2022年4月に廃車となりました。
長期に渡り車両を使う東武鉄道が、10030系の11460F編成を僅か、26年で廃車にしたのは界磁チョッパの部品を確保する為、やむを得ず廃車にした様です。
10000系よりも古く、鋼鉄製車体の8000系が、最古車両50年以上も渡り運転されている中、今回の廃車に納得できない鉄道ファンも、いらっしゃるかと思いますが、製造されておらず、部品確保も難しい状況の中、VVVFインバータ化とリニューアル工事を行うにしても、コロナ禍による半導体の確保も目処が着かず、廃車にせざる負えない、東武鉄道の現状を垣間見た感じです。
10000系シリーズの中で現在、休車中の車両もございますが、何とか運転再開を果たして欲しいですね。
※写真は東武伊勢崎線を走る、10000系シリーズの区間急行電車の館林行き。
写真と今回廃車された車両とは、一切関係ございません。(写真はイメージとして投稿いたしました。)
撮影日2021年6月18日 和戸~久喜にて