この車両は、5年前に発生した東日本大震災の影響で、常磐線沿線が自身の被害に遭い不通区間発生の為、5年近く原ノ町駅構内に留置されておりました。
今月中旬頃を目途に、車両の撤去作業を行うとの事で、昨日車両を切り離ししておりましたが、永年の車両の留置により外販は水垢と錆だらけの為、残念ながら現地で解体される可能性も濃厚です。
651系もJRグループが発足した1年後の1988年に製造された車両ですが、既に一部の車両で廃車解体されております。
特に付属4両編成の、K203編成・K204編成は福島の郡山で解体されました。
485系や583系の交直流特急電車に比べれば、過酷な運用では無かったですが速度は前述の車両よりは、早く速度が出せる為、車両の老朽化を早めたのではないかと思います。
しかし651系4両編成の車両も、一部は小田原~伊豆急下田を結ぶ、ジョイフルトレインに改造されますので、老朽化と余剰にしては上手く転配や臨時での運用が生かされず残念です。
今後の発表に注目したいです。