今は貴重な写真

JR貨物で現在、牽引する機関車はJR型機関車に置き換えられ、旧国鉄型機関車も老朽化に伴い、古い機関車や検査期限切れの機関車から、廃車が進んでおります。

今日掲載した貨物列車の牽引機、EF66 37号機も今から6年前に廃車になりました。この機関車は1974年に寝台特急彗星号用の機関車置き換えの為に、増備された0番台最終グループの機関車です。(この当時、寝台特急彗星号等の関西発着ブルートレインの牽引は、行っておりませんでした。)

国鉄時代は、東京発着もブルートレインの運用にも使用されておりました。1987年4月にJR貨物に引き継がれ、吹田機関区に配属された同機はその後、更新工事を受け写真に掲載した、JR貨物の更新塗装に変更されました。

2005年に検査の際に、旧国鉄時代の特急色塗装に変更され、廃車までこの塗装で活躍いたしました。鉄道撮影で目的の列車のみを撮影するのも良いですが、練習を兼ねて様々な車両も撮影しておけば、後になってロケに行く時間と費用も節約できます。またさようなら運転時はロケ地も大変混みあいます。

鉄道撮影で1つの車両だけでなく、複数の車両を撮影して記録に収めることを、お薦めいたします。

写真は 山陽本線 本郷~河内にて 2002年5月撮影。

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