長距離中心に混雑する、首都圏を走る普通列車グリーン車に注意!

先程、何気なくJR東日本の「えきねっと」のサイトで、伊豆方面からの特急の空席状況を調べていたら、185系電車が充当される特急踊り子号は、普通車・グリーン車共に空席のマークで、251系電車の特急スーバービュー踊り子号と、259系電車の特急マリンビュー踊り子号はグリーン車が三角マークの空席僅かの状況でした。(10月9日22時30分現在)
伊豆と言えば、首都圏から気軽に行ける温泉地?と海水浴や釣り、各観光地の名所の定番な静岡県の東部地域ですが、今から25年前のバブル崩壊で現在は、社員旅行やグループ旅行もメッキリ減ってしまい、嘗ての賑わいを知る私にとっては寂しい限りです。
ただ伊豆地区は閑古鳥かと思いきや、全くその様なことは無く、個人や家族、友人や恋人との一時を過ごされる方々も多いと思いますので、それなりにマイカーやレンタカーの移動で、首都圏から伊豆方面へ週末を中心に足を運ぶ旅行者も多いと思います。その証拠に国道135号線の休日最終日は午後から夕方を中心に現在も、渋滞道路になっており東海道本線の2階建てグリーン車から、その様子を見ることもできます。
この様な状況から鉄道で移動される方も多いですが、最近は不景気でお金を使うことの抑制と、上野東京ラインの開通で快速列車や普通列車が、東海道本線から宇都宮線東北本線)・高崎線へ直通する様になった為、E231系E233系に連結されている、グリーン車が混雑する様になりました。
私も首都圏の普通列車グリーン車へ乗る機会が多いのですが、何故か途中駅から乗車する場合に5号車(トイレ・洗面所付)の車両に乗車される方が多く、4号車のグリーンアテンダントが乗務する車両の方が空いている場合が多い(混雑時は僅かです)のが特徴です。
当ブログで普通列車グリーン車に対する書き込みを何度かいたしましたが、長距離の列車程、混んでいる場合が多く途中駅から乗車する場合、希望する席に着席できない場合が多くなりました。その場合の対処方法としては普通車へ移動しグリーン料金の払い戻しを請求するか、又は短距離列車の始発駅からの列車を狙って乗り換えるかの方法になります。
例えば東海道本線グリーン車を横浜から乗車する場合、沼津 熱海 伊東 小田原始発の場合、途中停車駅も多く乗換え接続駅からの乗り継ぎ客で混雑しており相席や座れない場合も多いですが、平塚始発の場合ですと横浜から容易に着席できる機会が多いです。
Suicaシステムで駅の改札を出なければ、乗り継ぎも容易にできますので、混雑して落ち着かない場合は途中駅始発の列車に乗り換えて、移動してみては如何でしょうか。
また前述の通り、185系電車で運行される特急踊り子号も、普通車・グリーン車共に明日でも座席確保できそうなので、金銭的に余裕があり、ゆっくり帰りたい場合は185系電車引退前の乗り納めのつもりで、乗車してみるのも良いと思います。
不景気や通勤・通学定期券でSuicaにグリーン券チャージすれば、安く乗れる様になりお気軽な首都圏を走るグリーン車になりましたが、混雑や乗客のマナーの問題も出て来ておりますので、JR東日本も特急踊り子号を東京始発着を見直して、大宮・千葉方面へ延伸することも検討した方が良いと思います。大宮始発着で上野東京ラインを経由すれば、大宮車両センターへの出入ついでに旅客営業もできますので、東京駅からわざわざ混雑した、上野東京ラインの快速列車や普通列車の混雑緩和にもなると思います。
まあ乗務員(車掌)の問題や車内販売の問題も有るので、あまり積極的に実行されるとは思われませんが、車掌の乗務は東京~大宮間の利用率を調べ、車掌乗務を決めれば良いと思いますし、車内販売は東京~大宮間の営業無しで良いと思いますので、混雑した電車に利用者を乗せることは今後、避けて欲しいと思います。
明日3連休最終日は全国的に天気も良さそうなので、外出される方々も多いと思います。どうぞ気を付けて楽しんで来て下さい。
写真は東海道本線 根府川~早川間を走る、E233系3000番台快速アクティー号の東京行き。(2011年9月撮影)


イメージ 1