JR貨物のEF510型機関車は将来、一部車両が九州へ転属する可能性が強いです。

JR貨物の富山機関区に配属されている、EF510型交直流両用電気機関車は現在、0番台と500番台合わせて全車38両が配属されております。
運転区間は主に大阪貨物ターミナル・吹田機関区~東青森信号場の運行が多いですが、一部は山陽本線の岡山貨物ターミナルまで運行されております。
写真は今から8年前に、北陸本線(現いしかわIR鉄道線)の津幡~倶利伽羅間の、笠谷踏切を通過するコンテナ貨車コキ牽引の撮影分です。
九州には現在、EF81型交直流電気機関車が、門司機関区に配属され九州の電化路線で、貨物列車を運転しております。ただEF81も初期車は製造されてから約50年近く経ちますので、配属されいる同機関車も製造から平均35年程度は経っており、老朽化しております。
九州にはJR型電気機関車EH500交直流電気機関車が数量程、門司機関区に配属されておりますが、1両2連車体で全長25mになりますので、JR九州の駅のホーム有効長が短い駅も多い為、課題が残っております。
この為、全長が短く交直流で60Hz対応のEF510が将来、効率化により配属される可能性が高いです。運転は幡生操車場から福岡貨物ターミナルおよび以遠の運用となります。
まあ数量やメンテナンスから言うと、0番台と500番台は将来的に前者は富山で後者は九州へ、転属される可能性も高いです。
EF510の500番台が九州地区の貨物牽引用で転属した場合、JR九州の豪華寝台列車ななつ星」の電化運転区間にも走って欲しいと思います。
EF510 500番台牽引のななつ星を運転した場合、ななつ星の専用ヘッドマークを取り付けすれば、よりいっそう引き立つと思います。
これからの動きに注目したいと思います。


イメージ 1