車内販売廃止は残念です

おはようございます。週末土曜日の立春、如何お過ごしですか。

昨日のブログに引き続き、今朝のブログもJR北海道に関する話題を、書き込みたいと思います。

来月実施されるJRグループダイヤ改正で、札幌~釧路間を結ぶ特急スーパーおおぞら号の車内販売が、全列車廃止される事になりました。

鉄道ブログや他の方のブログでも紹介されておりますが、今から10年前に南千歳から釧路へ移動した際に、特急スーパーおおぞら号のグリーン車で、客室乗務員兼車内販売員からカマンベールチーズケーキを購入し、グリーン車利用者への無料サービスとして暖かい珈琲を飲みながら、特急スーパーおおぞら号からの景色を堪能し、移動した思い出がございます。

少子高齢化・過疎化・他の交通機関への移行によりJR北海道の経営が、最も厳しい状況も理解できますが、車内販売全廃は幾ら何でもやり過ぎではないでしょうか。

駅の売店やコンビニが充実したからと言って、もし買い忘れたり冬季の豪雪で運転見合わせや遅延で、お腹すいた状況の時等に、車内販売が設けられているのはとても心強いと思います。

特急スーパーおおぞら号も嘗ての130kmから120kmの速度にダウンし、列車での移動時間も伸びている状況で、車内販売も廃止して長時間、移動するのは苦になるのではないでしょうか。

もしニーズが有るのであれば、他の業者へ委託して販売継続しても良いと思います。ただ余りの高いロイヤリティーを業者へ押し付ける商売は、止めて頂きたいと思います。JRのこの様な殿様商売はこれらの時代に、逆行した政策になりますので。

ダイヤ改正後、車内販売が残るのは函館~札幌を結ぶ、特急スーパー北斗号・特急北斗号のみになりますが、これも一部の列車のみの営業ですので、廃止されるのも時間の問題だと思われます。特急スーパー北斗号・特急北斗号は、新函館北斗からの、昨年開業した北海道新幹線に接続する列車に、車内販売の営業が行われておりますが、これもダイヤ改正後は7往復に減少しますので、JR北海道のジリ貧が今年も続くのは残念です。

根室本線も昨年夏の台風で、長期の運転見合わせで特急スーパーおおぞら号・特急スーパーとかち号が全列車、運休の憂い目に遭いましたが、復旧工事が終了し年末年始前の運転再開から僅かしか経って無い状況で、車内販売の全廃に利用者の減少も有り得ると思います。

写真は根室本線 御影~芽室間を走る、特急スーパーおおぞら号の釧路行き。(2009年9月撮影)

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