京葉線から外房線・内房線・東金線直通電車の増発を

京葉線の東京~千葉の蘇我を結ぶ快速列車・普通列車は、209系とE233系が使用されております。

京葉線から外房線内房線東金線へ直通する電車も運転されておりますが、内房線に関してはやや偏った時間帯での直通運転のダイヤになっており、改善して欲しい処でございます。

外房線内房線東金線普通列車は千葉発着が多いですが、編成が4両編成・6両編成と短い編成が多く、朝夕のラッシュ時間帯に8両編成・10両編成で運転されているのが現状です。

千葉駅の構造上、プラットホームが総武緩行線外房線内房線方面と、総武本線成田線方面で分離されており、ダイヤ乱れが発生した場合は、混乱を来たす原因にもなっております。

ホーム改良の為に、現在の千葉駅を西千葉駅へ移転するのは現実的ではございませんし、中心部から離れてしまいますので、千葉駅周辺部の市街地にも影響が出てしまいます。

千葉駅も駅改良工事を実施し、駅構内は改善されて来ておりますが、エレベーター・エスカレーター・階段を使用しての乗換へを強いられております。また階段やホームも狭い箇所が有る為、ラッシュ時間帯は移動する際に混雑しているのが現状です。

これらの事を踏まえると、外房線内房線東金線に関しては、千葉発着よりも東京方面からの直通列車を増やした方が良いと思います。

総武快速も本来で有れば、外房線内房線への直通を増やして欲しい処ですが、E217系の両数が少なく成田空港方面の輸送優先になっておりますので、以前のブログで書き込みした通り、総武緩行線の209系・E231系を一部直通と京葉線の快速列車・普通列車の直通を増やして、不便な千葉駅での乗換を少なくする方が良いと思います。

ただ外房線内房線総武緩行線京葉線からの電車を直通させる場合に、トイレが車内に設置されていない点や車両数の問題もございますので、その辺りをどうすれば良いのかが、課題になって来ると思います。

以前、千葉支社でも東京方面への直通列車を増やして行く計画を、鉄道ブログ等で閲覧いたしましたが、その後の計画が実行されていない様なので、現状は車両数やダイヤ、支社間の思惑で改善できない状況ではないかと思います。

千葉県も外房・内房安房・東総地区での人口減少が激しく、来月のダイヤ改正で平日限定運転の、東京~館山を結ぶ特別快速も廃止されます。

しかしローカル地区のみの運行で、利用者が増加するとは思えませんので、やはり外房線の大原、内房線の君津迄は東京方面からの直通電車の運転は不可欠かと思います。

少子高齢化・過疎化・他の交通機関への利用者移行により、千葉県内の鉄道路線地域格差が目立って来ております。不便なダイヤで改悪されれば益々、マイカーや高速バスへの移動に移行することも予想されます。

ぜひJR東日本千葉支社の改善を、再考して欲しいと思います。

写真は外房線を走る京葉線直通、E233系の快速東京行き。(2013年8月撮影)



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