E531系3000番台K555編成が増備されました

一昨日、JR東日本の新津総合車両製作所から、E531系K555編成が出場し、同製作所から勝田までEF81 134号機が配給牽引いたしました。

耐寒耐雪仕様の3000番台付属編成の増備ですが、鉄道ブログでの書き込みにある、東北本線黒磯駅完全直流化により、新白河のデットセクションに対応する為に、増備されているのでしょうかね。

まあ東北本線の黒磯から先の白河・郡山での営業運転を想定していなければ、わざわざ常磐線水戸線および上野東京ライン東海道本線のみ走るのであれば、耐寒耐雪仕様にする必要性も無いですからね。

配置は水戸支社の勝田車両センター配置ですが、もし東北本線新白河へ運転開始になった場合、水戸線から直通で運転するのでしょうか。それとも新たに郡山総合車両センターに配置されるのでしょうか。まあ郡山総合車両センター配置であれば、検査も容易ですから現場のスタッフも楽だと思います。

勝田から送り込みの場合、勝田~小山を水戸線普通列車で運用し、小山到着してから宇都宮へ回送し、宇都宮から営業運転をするのかそれとも水戸線で、客扱いをして宇都宮線東北本線に乗り入れて営業運転をするのか、今の段階では何とも言えません。

しかしもしE531系が東北本線新白河運用に就いた場合、現在205系で運転されている宇都宮~黒磯間は、置き換えられるのでしょうかね。

付属編成5両のみが3000番台になったので、基本編成仕様の3000番台はグリーン車を含めて、製造の予定は無さそうですね。もしE531系の基本編成10両で、耐寒耐雪仕様の3000番台が登場したらグリーン車も耐寒耐雪仕様になり、黒磯から新白河までの運転になるのではないでしょうか。

ただJR東日本もわざわざ並走する、東北新幹線も走っておりますので、新白河や郡山までの長距離普通列車や快速列車を運転させる可能性は、限りなく低いですからね。また黒磯~新白河~郡山間のプラットホームの有効長の問題も有ると思いますので、県境で人口も少なく・利用者も少ない駅に長大編成の電車を運転させる程、ホームの延伸工事をするとは思えませんからね

ただ新白河駅の中線ホームで、延伸工事をしておりますが、嘗て国鉄時代に旧型客車が運転されていた頃は、10両編成の客車も運転されておりましたので、黒磯~新白河~郡山間の駅も10両編成分は有るのではないでしょうか。

今後の動きに注目したいと思います。

写真は常磐線を走るE531系電車。


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