高崎線を走る「四季島」は初めての撮影になる為、高崎線の撮影地候補として、北本~桶川間の雑木林付近で撮影を計画いたしました。しかしネットの鉄道ブログで、撮影地に関する内容を確認した処、その場所が数年前に撮影禁止になってしまった事を、初めて知りました。
何でもその雑木林の北本公園には毎年6月に、沢山の紫陽花の花を咲かせますが、満開の紫陽花を勝手に撮り鉄が切って、その場に棄てたとの事で、地元住民の反発に遭って撮影禁止となったのが理由です。
列車の撮影に紫陽花が被写体に入るのが、そんなに嫌のですかね。私は逆に春の桜や菜の花、チューリップの花やつつじの花等が、列車の周囲に入っている方が好きなんですけどね。どの様な意図でその様な行為をしたのか分かりませんが、折角の撮影地が一部の悪質な撮り鉄で、撮影地がまた減るのは残念な気持ちになります。
私たちも鉄道撮影は、自分たちの領域では無い事をもっと、自覚して撮影した方が良いと思います。
さて前述の理由で、撮影場所を住宅地の多い鴻巣~北本間で、撮影する事になりましたが、電車・バスでの移動の為、車の運転も無く撮影機材もコンパクトデジタルで、走行中の列車を撮り鉄いたしましたので、大きな混乱やトラブルも無かったのは幸いでした。
「四季島」は鴻巣~北本間を16時28分頃に、通過いたしましたが、沿線に集まる地元の人はかなり少なく、沿線で私を含めて数人が、離れた場所で撮影しておりました。
今回の撮影地は、住宅地と言う事も有りそれ程、名撮影地でも無かったのが幸いだったと思います。これが有名撮影地で有れば、トラブルも増大する原因ですし、良いポジションでの撮影も不可能だったと思います。