東武20000系の今後は廃車しか無いのか?

こんばんは。連休明けの月曜日で今日から学校・会社が始まり、体がきつかった月曜日だったと思います。

さて今夜のブログも今朝のブログに引き続き、東武鉄道に関する書き込みでございます。

南栗橋東武動物公園から北千住を経て、東京メトロ日比谷線の中目黒に乗り入れる、普通列車専用の東武鉄道20000系電車ですが、乗り入れ先の東京メトロ日比谷線の03系と同様に、18m車体で運行されております。

デビューしたのが1988年3月25日から運転開始され、来年で30周年を迎えますが、東京メトロ日比谷線もホームドアの導入で、現行の車両は置き換えられる事が決まりました。

東京メトロは13000系で20m車体の7両編成で新製され、既に自社の日比谷線のみならず、東武スカイツリーライン東武日光線南栗橋への直通運転も実施されております。また東武鉄道日比谷線直通車両は70000系で、こちらも13000系と同様に、20m車体の7両編成で新製されております。但し70000系の方は未だ営業運転されておらず、もう少し先になってからの営業運転になると思われます。

20000系がデビューする前は2000系が日比谷線に乗り入れておりましたが、非冷房車体で老朽化も著しかった為、日比谷線内の冷房化実施に伴い、東武鉄道も20000系の導入に至りました。

20000系はその後、先頭車の前後2両が5ドア車の20050系が8編成新製され、1997年にはVVVFインバーターの20070系が3編成新製され、20000系グループは合計で192両が製造されました。

日比谷線の03系と同様に2種類の編成を持つ20000系ですが18m車体の為、ほとんどが20m車体で運行されている東武鉄道では、20000系が他の線区で使用される可能性が低いのではないかと思います。

ただ2000系の頃とは異なり、20000系はステンレス車体で冷房付です。車内も見た目には陳腐化している様な車内ではございません。東武鉄道も早期に車両を廃車にはしないで、更新して長期使用の末、廃車にしておりますので、20000系も恐らく改造して使用されるのではないでしょうか。

まあ短編成化するにしても、運転台付の車両が多く必要になりますのでその分、改造に掛かる経費も掛かってしまいます。改造を最小限にして8000系電車の置き換え用として運転される可能性も高いのではないでしょうか。

また一部は上毛電鉄等へ譲渡して、現在運転されている元京王井の頭線の車両の置き換え用として、用いられる可能性も有ると思います。

しかし5ドア車に関しては、地方線区では需要はほとんど無い為、群馬館林の解体場で解体されるかも知れません。

東武70000系もこれから本格的な増備になりますので、未だ暫くは20000系の活躍は見られますが、東京メトロ03系の5ドア車が真っ先に廃車解体された様に、東武鉄道の5ドア車の20050系を先に廃車にする可能性は高いです。

撮影記録に関しては今のうちに、撮影される事をお薦めいたします。

写真は東武スカツリーラインの西新井~竹ノ塚のカーブを通過する、20050系5ドア車の東武動物公園行き。

2017年5月7日撮影


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