解体が始まった東武20000系電車

先日、群馬の館林に廃車回送された、東京メトロ日比谷線相互乗り入れ用の、東武20000系電車が解体されました。

他の方々の鉄道ブログでも取り上げられておりますので、東武鉄道のファンの方々はご存じかと思います。

1988年3月に運転開始された東武20000系電車ですが今後、70000系電車の運転拡大に伴い順次、運用離脱が進行するものと思われます。

今後は現在の8両編成から、4両編成に短縮の上、群馬・栃木地区の東武ローカル線に使用されるものと思われますが、東武鉄道唯一の18m電車の為、やや使い勝手が悪い感じです。

元々、過去に東京メトロ日比谷線に乗り入れした、東急電鉄が18m車で希望していた為、乗り入れ先の営団地下鉄(現 東京メトロ)と東武鉄道が折れて、追随した感じで18m車にした経緯が有る様です。

日比谷線建設時には、日本も高度成長期時代で、日々の鉄道輸送量がどの会社も軒並み、うなぎ登りの勢いでしたので、早期の開業に伴う突貫工事でカーブも多くなり、やむ負えず18m車にした経緯も有る様ですが。

さて東武20000系の編成写真を撮影するとなるとやはり、東京足立の西新井~竹ノ塚間の撮影地で、カーブを通過するシーンを撮影するのがベストだと思います。

この夏休み、20000系の多種多様なバージョンを、撮影して記録写真としてカメラに収めてみては如何でしょうか。勿論、東京メトロ日比谷線の03系も同様に、撮影しておいて損は無いと思います。

特に5ドア車に関しては、特殊性が強いので真っ先に廃車解体の運命が、待っていると思います。1号車・2号車・7号車・8号車の両サイドが5ドア車の日比谷線電車は、優先的に撮影したい車両ですね。

写真は東武スカイツリーラインの撮影地、西新井~竹ノ塚間のカーブを通過する、東武20000系電車のトップナンバー南栗橋行き。

2017年5月7日撮影分



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