年内で見納めか?

東京メトロ日比谷線の新型車両13000系の登場によって、急速に廃車進行中の03系ですが、写真のLED表示・VVVFインバーター・5ドア車は、残り2編成となりました。

検査期限に近づいている車両から順次、廃車されている03系は群馬県館林市に有る、東武佐野線沿いの解体工場へ自力回送され解体されております。

現在も13000系と共に運転されている03系でございますが、3000系の頃に比べると車内もそれ程、陳腐化している感じではございませんので、ちょっと勿体無い感じもいたします。

03系については何度か当鉄道ブログで書き込みしておりますが、youtubeにも解体されているシーンが多数アップされておりますので、ファンとしては胸が痛むのでは無いでしょうか。

東京メトロの地下鉄で、パンタグラフから架線集電式の18m車が残っているのは日比谷線のみですので、03系が全廃されれば、銀座線・丸ノ内線を除いて20m車で統一となります。

嘗て乗り入れしていた、東急電鉄の要求で18m車が採用された様ですが、東京メトロ東武鉄道は当時の東急電鉄の要求に、振りまわれて車両も柔軟に運用できなかったので、18m車の採用はマイナスだったと思います。

特に東武鉄道ではほとんどの車両が20m車でしたので、18m車の2000系・20000系の採用は地上路線でも、使いにくかったのでは無いでしょうか。

03系の撮影や乗車するのは今が良いかと思います。特に13000系と乗り比べしてみるのも良い、比較材料になりますので、まだ撮影や乗車体験されていない方は、この機会に如何でしょうか。

カーブの多い日比谷線の線路を軋みながら走る03系も、見納めが近づいておりますし8号車の表記も、7両編成化に統一すれば廃止されます。

各駅での記録も今がベストですね。

写真は東武スカイツリーラインの西新井~竹ノ塚間を走る、東京メトロ日比谷線からの直通電車の北越谷行き03系。こちらの編成は近畿車両で1992年7月31日に落成した編成で有る。製造から25年経った03系-124編成も、東武スカイツリーラインに直通するのをお目に掛かれるのは、あと何回で有ろうか?

撮影日2017年5月7日



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