迂回経路で移動も可能です!

おはようございます。今朝は早起きいたしましたので、早めの朝食後、ブログを書き込みいたします。

鉄道ブログでも数多く公開されておりますが、一昨日発生したわたらせ渓谷鉄道(以下わ鉄)の水沼~花輪間で発生した、JR東日本の検測車EAST-iDことキヤE193系(以下キヤE193系)の脱線事故で今日も、大間々~間藤間は終日運転見合わせになります。

今回の脱線事故はわ鉄に、キヤE193系が毎年、同線への線路軌道検測測定する為に、運転されている事業用列車です。その為、平日にも拘わらず新緑の綺麗なわ鉄沿線で、沿線撮りする撮り鉄も多くわ鉄の撮影地へ足を運ばれた方が、たまたま脱線事故の発生した八木沢踏切で、カーブを通過するシーンをビデオに収めた処、土煙を出して脱線しているシーンを撮影したのではないでしょうか。

水沼駅から脱線した事故現場までは約1km前後の場所に有り、同駅から歩いて15分の場所になります。脱線が発生した箇所は踏切手前の木々に覆われた場所から脱線したと思われますので、一般の人が歩ける場所で無い箇所での脱線かと思われます。一方は渡良瀬川の渓流が流れ、もう一方は山間の場所ですので、野生動物の猪がキヤE193系に突進し、その際に発生した衝撃で脱線したか或いは線形の悪いわ鉄のカーブで、台車が何らかの不具合に寄って脱線したのが原因ではないかと思います。(あくまでも推測ですので悪しからず。)

ネット上では置石が原因で脱線したとの見方もございますが、置石で有れば先頭車から脱線したしますので、それなりに運転席での衝撃も伝わって来ますので、その可能性は低いと思われます。

脱線事故では昨年の今頃の時期にも、東武東上線の大山~中板橋間で、成増発池袋行きの10000系普通列車の中間車が、脱線事故を起こしましたが、今回のキヤE193系東武東上線の10000系脱線事故と似ておりますね。

今後の国土交通省の事故原因の究明と、わ鉄の全線運転再開を望んでおります。

さて前置きが長くなりましたが、前述の通り本日もわ鉄大間々~間藤間は終日運転見合わせで、代行バスが運転見合わせ区間で運転されますが、もし間藤・足尾・通洞方面が目的地の場合、JR日光線日光駅東武日光線東武日光駅から、日光市営バスが運転されておりますので、迂回経路を利用して周ってみては如何でしょうか。

バスの本数は1日6往復の運転でございますが、東武の特急スペーシアけごん号や、特急日光号で移動し日光市営バスで足尾方面への移動も可能でございます。

私が今から19年前に足尾~日光で日光市営バスを利用した時は、マイクロバスでの運行でしたが現在はデマンドバスに置き換えられた感じで、乗り心地も良くなっている感じです。

主な時刻・運賃は市販の時刻表・ネットに掲載されておりますので、ご参照して頂ければ良いと思います。

もしわ鉄も国鉄足尾線時代に、銅山輸送の貨物列車が旺盛で輸送力増強で全線電化し、国鉄日光線と繋がっていたならば、施設も近代化されホーム有効長も現在よりも長く、第3セクターにはなっていなかったのではないでしょうか。例え足尾銅山の銅の埋蔵量が枯渇し、過疎化が進んでも日光線と接続していれば観光鉄道として、桐生からの日光への観光ルートも獲得できたと思います。

また豪華寝台列車の四季島も、小山から両毛線を経由しわ鉄で新緑の渡良瀬川の渓谷と足尾の銅山の山々を通り、勾配を駆け巡って中禅寺湖男体山を車窓から眺め、長いトンネルを抜けて日光へ移動したのではないでしょうか。

四季島の運転で日光駅の駅舎もリニューアルいたしましたが、日光と間藤・足尾。通洞を結ぶ、日光市営バスが連絡線の役目を果たしておりますので、周遊ルートとしてタイアップできれば良いと思います。

写真は東武スカイツリーラインの西新井~竹ノ塚間の撮影地のカーブを通過する、東武特急スペーシアきぬ号の鬼怒川温泉行き。(2017年5月7日撮影分)


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