出札補充券の乗車券で廻った夏休みの旅

こんにちは。今日の東京は曇り空で、時々弱雨も降る涼しい1日でございます。

さて今日は今から20年以上前に、東京から宮崎へ移動した際に使用した、出札補充乗車券(写真参照)の思い出について、書き込みたいと思います。

この乗車券を発行して貰ったのは、JR東海の東京駅で依頼いたしましたが経路が複雑な為、切符が発行されるまでまる1日掛かりました。

経路も写真別紙の経路で移動いたしましたが、新幹線・特急・急行を利用したのは、東京~京都、大阪~鳥取、米子~下関、博多~大分、大分~宮崎空港だったと思います。

この時に急行に乗車したのは、今は無き急行さんべ号で、キハ58・キハ28の2両編成で、米子~下関(下関~門司間は普通列車)を利用しました。

急行さんべ号に乗車した時、鳥取~島根に掛けては晴れておりましたが、山口県~福岡県に掛けての移動の時には、雨模様の天気でその日宿泊した、博多駅前のホテルでは雨音も部屋に聴こえる位の、大雨が降りました。

宮崎空港へ到着後、東京羽田行きの全日空機で帰京いたしましたので、鉄道利用は片道のみとなりましたが、何でこの経路で旅をしたのかは記憶が無い為、今となっては思い出せません。

特に京都から大阪への移動で、奈良線片町線大阪環状線を利用した理由も不明です。ただ山陰本線経由にしたのは、急行さんべ号の廃止が有った事や、折尾から筑豊本線篠栗線経由で移動したのは、DD51牽引の50系客車に乗車する為に、この経路を選択したのではないかと思っております。

この旅では新幹線のグリーン車に乗車したのは、東京~京都間の300系のぞみ号と、大分~宮崎空港間の485系特急にちりん号で利用いたしましたが、大阪~鳥取間の特急スーパーはくと号は当時、グリーン車は無かったので、普通車指定席での移動だったと思います。

写真の出札補充券は切符様式の性格上、駅で簡単に発行される事はございませんが、経路が複雑でマルス券で発券できない切符を発行して頂く場合、現在でも日数を要しますが、出札補充券の乗車券を発行して頂けます。

また人数が2名以上の場合や、子供連れの場合も1枚の切符での発行になりますので、同一行程で無い場合は発行の際、注意が必要です。

なお指定券発行の場合は、横長様式の料金補充券で発行されますが、こちらも基本的にみどりの窓口設置駅や指定席券売機等の有る駅では、料金補充券の発券はマルストラブル時以外は発行されません。ただしマルス設置の駅で無く、POSでマルス券様式の切符で発行される駅に関しては、料金補充券で指定券を発行する場合がございます。

手書きの出札補充券・料金補充券に関するブログに関しては、改めて当鉄道ブログで書き込みして行きたいと思います。

写真は1996年(平成8年)8月30日に発行された、東京都区内~宮崎空港行きの出札補充券による片道乗車券。運賃は¥18770円で10日間の有効でした。




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