こんにちは。今日は「防災の日」と新学期も今日からスタートしましたね。
E653系電車はデビュー当初、5種類の塗装が有り、次世代の特急電車ながらも統一感が無い為、撮影の時は苦労した思い出がございます。
JR東日本の本社側と水戸支社で、協議して茨城県を走る常磐線の特急を、活性化させようとした結果だったのでしょうか。まあデビュー当初は651系が特急スーパーひたち号で、大いに活躍しており利用者も好評だった反面、485系で運転されていた、特急ひたち号は塗装変更されていたものの、陳腐化と老朽化で古臭いイメージでしたから、カラフルな種類の塗装を採用して、イメージアップを図ろうとしたのも、今になって考えてみれば理解できると思います。
ただ全般検査や重要部検査を受け持っていた、郡山総合車両センターの現場職員は、5種類もの塗装が有るE653系に対し、1種類に統一できないものかなと考えていたのではないでしょうか。
鉄道車両を塗装するのも、機械で処理するとは言え各種類の塗装を維持するのは、コスト面や効率化の面では現場職員には、負担になる場合も多いですからね。
常磐線の特急も現在は、E657系に全て統一されましたので、運行面や整備面に対しては負担も軽くなりましたが、E653系が新潟車両センターへ転属改造される時は、デビュー当初の塗装を採用するのは辞めてしまいましたね。
特急いなほ号・特急しらゆき号用として、2種類になりましたので、次回の検査の時は楽になるのではないでしょうか。
ただE653系も次回の大きな検査は、秋田総合車両センターで受け持つのか、それとも過去に実績の有った、郡山総合車両センターで受け持つのかは定かではございませんが、1種類に統一しても良いのでは無いのかなと思う事もございます。
まあ鉄道写真を撮影する、撮り鉄にとっては多種類の塗装が有る車両を、撮影できる方が嬉しいかと思いますが。
2014年2月撮影