いよいよ置き換えが迫って来ました！

特急スーパーあずさ号に使用されている、E351系電車は現在、松本車両センターに全車60両が配置され、東京・新宿～松本間で運転されております。

E351系も1993年にデビューして、来年で四半世紀の25年になりますが、いよいよE353系電車が今年の12月に、運転開始される内容が、新聞で発表された様です。

E353系はE351の様な振り子機能を止め、編成もE351系時代の基本8両+付属4両から、E353系は基本9両+付属3両の12両編成に改められます。

将来的にE353系を3両編成で運転可能な、富士急行線での特急運用も考慮して、編成を改めたのかは定かではございませんが、E351系に比べて柔軟な運用で、特急スーパーあずさ号・あずさ号・かいじ号に使用する見込みです。

E351系は定期特急列車のスーパーあずさ号から運用が撤退した後は、波動用として活用される様ですが、多分予想では中央東線を中心に、引き続き使用されるのではないかと思います。

現在189系で運転されている臨時特急のあずさ号・かいじ号を、E351系の基本8両編成又は付属4両増結の12両編成の臨時列車として、運転されるのでは無いでしょうか。

波動用に運転される様になった場合、振り子機能は生かされるのかは定かではございませんが、中央東線で運転される場合、臨時列車は挿入式ダイヤで遅くなりますので、振り子機能を活用して定期特急列車と変わらない時刻で、運転されるものと思われます。

JR東日本の具体的な運転開始日の発表や、24両有る189系電車の動向が注目されます。

写真は多摩川橋梁を通過する、特急スーパーあずさ号のE351系。（立川～日野間にて）

2001年4月撮影