JR九州の鉄道運行本数大幅削減にガッカリ!

おはようございます。昨日のダイヤ改正から一夜明けた週末土曜日、如何お過ごしでしょうか。

昨日のJRグループおよび付帯する第三セクター・私鉄路線で、来春のダイヤ改正が発表されましたが、その中でJR九州が列車の運転本数を何と、117本も削減すると言う暴挙のダイヤ改正に、地元の利用者や自治体、鉄道ファンもショックを受けたと思います。

これは日本の少子高齢化社会の進行と、他の交通機関の拡大等で、利用者が減少しているのが一因ですが、今後はJR九州のみならず、他のJR各社でも少子高齢化で地方路線から、運転本数も削減されると思います。

都会に住んでいると分からない面もございますが、地方では如何に日本の人口減少により衰退しているのかが、今回のJR九州の列車本数削減で、窺えたかと思います。残った列車に関しても編成両数の4両から3両・2両編成への削減とワンマン化も、同時に進められると思いますので、ダイヤ改正の概要だけで判断しない方が良いと思います。

これからJRグループダイヤ改正に於いては、新幹線や都会の一部路線を除いて、地方線区の運転本数は特急を含めて、削減されると思った方が良いと思います。

どう見ても少子高齢化の解決策や打開策は出ておりませんし、都会ばかりに人口が増えても日本の衰退が、現状のままでは改善されるとは思えません。

今回JR九州では特急かもめ号の一部と・同はやとの風号の定期運行が、土休日運転に格下げとなります。また九州新幹線もさくら号・つばめ号で削減となります。

他のJRも例外では無いと思いますので、利用者や鉄道ファンも今後のダイヤ改正で、期待できる様な事案は少ないと思った方が良いと思います。

JRも民営化され経営基盤に関して、国鉄時代よりも厳しくなりましたので、利用者の少ない列車や線区での運転本数は止む負えない面もございますが、前述の通り少子高齢化で地方の衰退は、激しさを増しておりますので毎年春に行われるダイヤ改正は、今後の発表に於いては廃止・削減を念頭に覚悟した方が良さそうです。

※写真は長崎本線を走る長崎行きのワンマン普通列車の817系電車が、多良~肥前大浦のカーブを通過する。
JR九州の在来線の電化路線も今後は、ワンマン列車の運転が福岡都市圏を除いて、増加する事は避けられないで有ろう。現に日豊本線の特急にちりん号・特急ひゅうが号・特急きりしま号の783系・787系の短編成は、ワンマン化の拡大を計画している状況だ。

撮影日2004年12月25日撮影



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