新型車両で編成ごと置き換えになる可能性が高いです!

おはようございます。クリスマスアフターの26日、如何お過ごしでしょうか。

先日、当鉄道ブログで書き込みいたしました、特急スーパーあずさ号で使用されてきたE351系は、長野総合車両センターの通称、廃車置き場へS2+S22編成が移動し、編成も切り離されて、解体に向けた準備が進められている状況です。

本来で有れば、年末年始は長野総合車両センターの、旧長野運転所で越年するかと思われましたが、その希望も叶わず廃車置き場へ移動した上で越年し、年明けの1月中旬位から車体の、解体が始まるのかなと思われます。

鉄道ファンとしては四半世紀近くに渡り運転されて来た、特急スーパーあずさ号のE351系電車が、廃車解体されるのは残念だと思いますし、E351系よりも古い189系が来年1月で1編成引退するとは言え、2018年以降のダイヤ改正後も残る状況を考えると、振り子式の特殊台車を装備しているとは言え、あまりにも不条理な事だと思ったのでは無いでしょうか。

さてその中央本線に関する話題として、東京~高尾および青梅線五日市線八高線・および富士急行線で運転されている、中央快速線E233系電車にグリーン車2両が当初、2020年頃を目途に連結されて、運転開始の予定でしたが、ホーム有効長の延伸と信号機改修等で、導入が更に遅れる見込みになるニュースは、鉄道ファンの皆さんも周知の通りかと思います。

2020年に中央快速線でのグリーン車転結計画当初は、4号車・5号車に2階建てのグリーン車を2両連結して、12両編成で運転の予定でした。ところが前述の通りホーム延伸等で工事が思う様に進まない状況の為、更に数年は見送る計画となりました。

その数年後にもしグリーン車2両が連結されるとなると、E233系0番台も製造から15年以上となり、検査時に於いては不都合も生じる可能性も高いと思います。また運用離脱して連結に向けた改造も、不可欠になりますのであまり現実的とは言えないです。

その頃になるとE233系0番台も他線区へ転用の為、中央快速線からは運用離脱して、グリーン車2両連結のE235系中央快速線仕様(仮称です)が、営業運転に入る可能性もございます。また少子高齢化や働き方の改革で、12両編成で運用しなくても済みそうな予感もいたします。

中央快速線E233系0番台は、10両貫通固定編成、6両基本編成、4両付属編成の3種類がございますが、これらの車両に於いて6両基本編成と4両付属編成は、高崎支社管内への転属等に活用される可能性も高いです。理由としては半自動ドアも装備され、4両で運転されている列車も多い事、改造に関してはトイレ設置と保安装置の改修等、大掛かりな改造がほとんど無い事が挙げられます。

まあこの辺りに関しては、あくまでも予想ですので何とも言えませんが現在、国鉄型で運転されている関東地区の電車がまだ、急速に置き換えられていない状況からするとJR東日本も、中央快速線グリーン車連結がこれから5年以上後になるならば、E233系に連結するよりも編成ごと普通車も含めて、新製した方がメンテナンスコストが安上がりだとなる、可能性も否定できないからです。

E233系も製造から20年になると、永年の中央快速線での酷使的な運用もございますので、編成ごと新製した方がメンテナンスコストの手間も簡素化できて経費も安くなり、乗客へのイメージもアップできると思えるからです。

そして従来E233系0番台で運行されて来た車両は、他線区への転用で旧国鉄型の老朽車置き換えや、10両固定編成は他線区への増発で、転属されるのでは無いかと思います。

まあこれに関しては、あくまでも予想ですので実際に今後の、JR東日本の経営状況も含めて、その様な未来になるとどうなるのかを考えてみました。

今後のE233系0番台の動きが注目されます。

※写真は御茶ノ水~水道橋間を走る、E233系電車の快速武蔵小金井行き。現在E233系は3種類の編成が存在するが、もしグリーン車2両が連結される場合、現状の車両では経年の差が大きくなり、メンテナンスの面で不都合も生じる為、E235系で1編成毎、新製される可能性も高い。写真は10両固定のT編成。

撮影日2017年5月28日


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