そろそろJR型車両で運行しても良いのでは!

今年3月のダイヤ改正で、JR東日本高崎支社(以下 高崎支社)の115系電車(かぼちゃ塗装の車両)が、引退いたします。

現在、高崎支社管内の115系は、信越本線の高崎~横川間、上越線の高崎~水上間、吾妻線全線、両毛線全線で、運転されております。

昨日の当ブログで、八高線のキハ110系に関する記事を書き込みましたが、高崎支社管内には現在、JR型車両旅客車はキハ110系のみでございます。

一時期、E233系も配置されておりましたがその後、国府津車両センター小山車両センターへ転属し、現在は八高線高麗川~高崎で運用される、キハ110系21両の配置となってしまいました。

国鉄時代の蒸気機関車電気機関車ディーゼル機関車および、客車が配置されているのは、イベント用として運転している為、その車両の配置は文化的・歴史的な価値も有り、配置しても良いと思います。

しかし普段、運転されている電車は国鉄型車両ばかりの配置で、107系電車が昨年10月に引退し、115系も今年3月で高崎支社から撤退するものの、211系が大量に配置されておりますので、暫くは211系が前述の路線で活躍いたします。

211系も国鉄末期に誕生した電車で、一部はJRが発足して1991年頃まで増備されましたが、システムは国鉄時代に製造された当時のシステムの為、やや古い感じは否めないと思います。

長野支社の211系の様に車両帯の張り替えだけでも、実施して改善すれば良いものの、外観の帯はかぼちゃカラーの湘南色のまま、ダイヤ改正以降も運転されます。

冬季の群馬地区での運転は赤城山の上州からっ風で、砂埃が窓ガラスに着きやすく汚れも目立って来て来ます。また211系は下降式窓の為、空っ風が吹く季節になると窓のカタカタ音も激しくなります。

その他には上越線の渋川から先の水上までと、吾妻線の長野原以西は冬季の積雪で、雪による汚れも目立って来ます。

八高線のキハ110系は、その様な条件下で運転される線区では無い為、酷い汚れや砂埃は付着しませんが、電車も方が汚れている感じの車両が多いです。

まあ一番良いのは、E231系E233系の付属編成5両が、高崎支社管内の前述の4路線で、一部でも良いので運転すれば良いのですが、どうやらその様な計画も無い様ですので、電車に関してはあまりバリエーションや魅力に乏しい、211系が暫く高崎支社で活躍しそうです。

新潟支社管内で運転されている、E129系の高崎支社版が投入されれば良いのですが、E129系も新潟地区の115系置き換え用として、製造されておりますので、望みは薄いと思います。

まあ昔の様に新潟支社の車両が、高崎まで乗り入れれば良いのですが、高崎支社と新潟支社はあまり仲が良く無いみたいなので、期待できない状態です。(この件に関してはあくまでもネット上の書き込みですので、真意は定かではございません。)

両毛線では以前、高崎支社にE233系が配置されていた頃は、試運転を全線で実施した様なので、両毛線位はJR型車両で一部、運転実施と期待いたしましたがそれも見事に外れました。

今年3月のダイヤ改正で、高崎支社管内の電車は全て211系になりますが、旅する時の移動は車内もあまり快適で無いので、暫くは高崎支社管内の211系から遠ざかりそうです。

なお前橋まで乗り入れる、上野東京ライン湘南新宿ラインの電車は、グリーン車2両が連結されているE231系E233系での運転ですので、上越線の高崎~新前橋間と、両毛線の新前橋~前橋間は、前述の車両で運転されております。

両毛線だけでも良いので、JR型車両での全線運行を、一部の列車で実施して欲しいですね。


※写真は高崎線の大宮~宮原間を走るE231系電車。高崎線の宮原~高崎も高崎支社の管轄だが、此方の線区の電車は現在、全てJR型車両のE231系E233系で運転されている。また特急草津号・特急あかぎ号も651系で運転されており、国鉄型車両での運転は臨時列車のみとなっている。

撮影日2018年1月12日



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